今回から複数回に分けて、2023年6月に研修をしていただいた、ヒロ先生のお話を対談形式でお届けします。
ルーチェ梅屋敷の懇親会での楽しいお話の一部をご紹介します。
タイは雨季と乾期があって、雨季は全然お客様がこない。
オーナーが休め休めと言うてくるんですよね。
これやってみようとなったんです。
勢いで申し込んで、始めたっていう。
そうなんです。北海道にきたのはいいけど、観光客相手の交通整理とかあまりやりたい仕事がないし、一日中やるのは結構しんどい仕事ばかり。
どうしようかなーと思っていた時に、自分にはタイ古式マッサージがあるっていうのを思い出したんですよね 。ひとまずはこれでメシ食ってみようという気持ちになったのがきっかけです。
チラシ撒いたりして、ほんとにくるんかと思っていましたけど、その時はタイ古式マッサージやっているお店が全然なかったからいけるんちゃうかと。軽いノリですよね。
最初はお客さんが来ると思っていなかったから、自分のマンションの一室で始めました 。営業時間も、なるべく来てもらいやすいように朝10時から夜10時までにしたんですよね。
で、ある日電話が来たんですよ。「予約とれますか」って。
で、お客様に「すいません、予約が10時から入っていて。」言うたんですよ。
そしたら、じゃあ何時から行けますか?いわれるんで「次予約できるのは13時なら。」
「じゃあ13時でお願いします」ってなるんですよね。予約なんてはいってないので何時でもいいんですが、3時間あれば何とかなるんで。
定休日にはしていないので、「この日、この時間で予約取れますか?」って問い合わせが来るんですよね。でも、一日休むこともあるから、その時は「すみません、その日は予約で終日うまってまして」と答えるようにしてました。
そうしたら心配になるのか、予約先にいれとこ、いう感じで先の予定までどんどん予約が入るようになったんですよね。
予約のとれないマッサージになってきましたね。
でも、それはヒロ先生の腕前がよかったから。。
おまけにマンションの一室って、本当に何もないですからね。ベッドと枕だけ。そのうちあれ買って、これかざってみたいにして、すこしずつ形になりましたよ。
タイ古式マッサージが走りのころだったというのもあったので、それなりに忙しく施術することができました。
次回につづく