前回(タイ古式マッサージヒロ先生のココだけの話(その4)~日本人のセラピストは上手!~)に引き続き、タイ古式マッサージレジェンド、ヒロ先生のお話をお届けします。
ヒロ先生
セラピストとして売れたいなら、大げさな名前つけたらええっていう話があるんですよ。自分はレジェンドと呼ばれてるけどこれね、自分でレジェンドいうてるんです。言うたもん勝ちです。
佐々木
言ったもん勝ち。でも実力がついてないと名乗りづらいです。
ヒロ先生
僕はよくこの例を出すんですけど 昔のおさむらいさん、浪人さんのお話。
ヒロ先生
あるとき、浪人のお侍が、お金持ちから立派な刀のつばを貰ったと。
ヒロ先生
でつばだけ立派で、刀を納めるさやがボロボロだと恥ずかしいから新調して綺麗なものにしたんです。
ヒロ先生
で、刀も綺麗にせんとバランスが取れんから、ピカピカの刀にして。
ヒロ先生
刀だけきれいで、着物が着古しのつぎはぎじゃあバランス悪いので、新調してパリっとした着物にした。
そうしたらお金がいろいろかかるから浪人している暇もなくて、勤め人になって働くようになったと。
ヒロ先生
恥ずかしくない姿になりたいという気持ちにしたがっとったら、いつのまにかしっかり勤め人をしている、本物のお侍さんの出来上がりですよね。
オーナー
本当ですね。
ヒロ先生
でこれ、最初はどこから来てたかって言うと、刀のつばを貰ったところで自分でセルフイメージ上げてるんですよ。
北澤
セルフイメージ。
ヒロ先生
身なりを整えるっていう、形から入って刀に負けない自分になるぞと周りに宣言しちゃったからそうなるんですよ。
ヒロ先生
で、僕も レジェンド言うてたら自分もそうならなきゃ恥ずかしいって気持ちがあるし、レベルアップしていって周りがレジェンド扱いしてくれるようになったんですよ。
三好
自分で高めに設定しちゃうっていう。
ヒロ先生
そうそう、3ヶ月予約が取れないセラピストとかね。予約が多すぎてリピーターしか施術しないタイ古式セラピストとか。
ヒロ先生
もうキャッチコピー、自分で考えてつけちゃったらいいんです。
ヒロ先生
恥ずかしいでしょ。
でも、不思議なもので名前つけたら自分がそうならなきゃと高みの方に行きますからね。
ヒロ先生
皆さん ここにいて一生懸命セミナー受けるぐらい真面目なんでそういう風になってきますよ、 自然とね。
ヒロ先生
だからちょっと恥ずかしいかなぐらいの高めの姿を想像してネーミングをつけるのは自分をシャキっとさせるという意味でもいいです。
佐々木
オーナーお願いします!
オーナー
考えるかー。
ヒロ先生
本気で目立つという事であれば、見た目でプロデュースする、いうんもあるんですよね。
北澤
見た目のセルフプロデュース?
ヒロ先生
そうそう。僕も施術する時は必ず上は白、下は黒のタイパンツを履くようにしてます。
ヒロ先生
これが僕のスタイルって、周りにもわかりやすくなるように決めているんです。
ヒロ先生
僕の周りでタイ古式を教えてる人にも自分のスタイルはもっておいたほうがいいっていってます。どんな格好でもええけど。
ヒロ先生
最近はYouTube 、インスタ、Tiktokとかでいろんなところで自分の施術を見てもらえるんで、その時にいつも同じ格好だと覚えてもらいやすいんですよ。
ヒロ先生
ヴィラも黒のシャツに、下はカラフルなタイパンツみたいな感じで、ヴィラは、こういうイメージのセラピストさんってあるでしょ
佐々木
そうですね、みんな同じ格好です
ヒロ先生
同業の人はたくさんいるんで、将来もし教える側になるなら目立って覚えてもらうっていうのが やっぱ大事だなという気がしますね。
ヒロ先生
どうでしたか?今日。こんなんやけど、すこしでも役に立てば 嬉しいです。お、また料理でてくるんかいな、こんなんやったらお昼の中華料理控えめにしとくんやったなー。
オーナー
はは、どんどん食べてください。
三好
デザートもありますよ。
オーナー
今日は大変参考になりました、ありがとうございます。
ヒロ先生
こちらこそありがとうございました!
いかがだったでしょうか?懇親会ではまだまだ面白いお話をたくさん伺うことができ、また是非セミナーを受けたい、とヴィラ平和島のセラピストはみな思いました。
きさくなヒロ先生、そしておいしい料理と空間を提供してくださるや梅屋敷ルーチェの野口オーナーシェフやスタッフさんのおかげで楽しい時間をすごすことができました。
さあ、習った施術を身に付けて、さらに素敵な癒しの時間を提供できるように頑張っていきます!