にしたんクリニックのCM、NYダンス編を何度も見てしまいます。
郷ひろみ、関口メンディー、柏木由紀、3時のヒロインが出演するCMで、70年代NYのダウンタウンを背景に、得意のにしたんのワードをひたすら連呼するというCMです。
バックグラウンドでかかっている、Bee GeesのStayin’Aliveをアレンジしたメロディーがまたいいですね。お花屋さんに扮するゆきりんのステップがキレキレで面白い(笑)
美容整形外科のCMはいろいろありますが、CMのインパクトという点では、最大手のSBCよりも目立ちます。何度もリピートしてCMがかかっているので脳裏に刻み込まれてしまいました(笑)
私が美容整形することはないので、私が「にしたん」というブランドを認知してもにしたんクリニックにはなんのメリットもないでしょうが、美容整形を考えている女性の方にはまちがいなく浸透しているでしょう。
さて、これだけテレビでCMを流しているというのは、並み居る競合他社を押しのけて、お客さまに対して名前を憶えてもらうというのがどれだけ大切で、どれだけ大変かということを示唆しています。
どんなサービスも必ず潜在的な顧客がいて、そのなかの何パーセントかが実際に来店して、そしてその中の数パーセントが常連客になっていくものです。
母数の部分で一番大きい見込み客に知ってもらうためにはまずは露出しないとどんないいサービスをしても意味がありません。
オーナーが一人でやっている小規模な店舗であればそれでも絶対的な顧客数が少ないのでいいのですが、ある程度の人を雇って展開するビジネスモデルであれば、多くのお客様にご来店していただかないと立ち行きません。
まずは知ってもらうということが大切なのです。
もちろんサービスを提供するというのが一番大切ではありますが、リラクゼーションサロンは来店までのハードルが高いです。
なんとなく店内に入ってやっぱりやめたというお客様はいません。来たからには施術を受ける気持ちで来ている人しかいません。
逆に言うと、来店までに相当のお客様が潜在顧客のままで来店につながらないのです。あらゆる手段を尽くして認知度を高めて情報を発信して、新規のキャンペーンしてやっと来ていただけるかどうか。
しっかりと情報発信を継続しつづけて、オンラインでもオフラインでも知っていただく取組みを続けていくことが大切だなと改めて感じた次第です。