みんなの協力で研修が進みます
先日、大阪での店舗研修に立ち会う機会がありました。
新しく入ってくれたスタッフが、広島での研修を終えて大阪に戻り、デビューに向けて一歩ずつ前進している最中のことです。
先輩スタッフからの「大丈夫、上手くなってるよ」「その調子」という励ましの声。
研修モデルとして入ってくれた方からは「たくさん練習しているから、ほんとうに上手くなったね」と温かい言葉。
お客様がいない、営業終了後の時間。その場におだやかな空気がながれます。
控えめな先輩スタッフ
現場にいないので、スタッフに状況を聞いてみます。
研修を担当している先輩スタッフに「どうですか？」と私は聞いても、返ってくるのは決まって
「私は特に何もしていません。新人さん、たくさん自主練してくれていましたよ。頑張りを褒めてあげてください」
という控えめな言葉です。
でもモデルさんに聞くと、
「教えるの上手やね。姉御肌で頼れる存在！いいとおもいます！」
と笑いながら話してくれました。
研修はお客様から見えないところですが、一人一人が力となって、そっと支えている人がいる。
皆さまの存在がなければ、新人スタッフの成長も、サロンの前進も成り立たないのだと気づきました。
教える人・支える人・挑戦する人
未経験の新人スタッフは不安と向き合いながら挑戦しています。これであっているんだろうか、私うまくなるんだろうか。そんな気持ちを抱えながらの挑戦です。
先輩スタッフは自分の施術時間を削ってでも教える時間をつくり、
モデルさんは練習台として協力しながら成長の手助けをしてくれる。
誰か一人が欠けても、今ここまでたどり着けなかっただろうと感じています。
研修は単なる技術の習得ではなく、サロン全体の関係が育つ時間なのだと改めて思いました。
人が育つサロンでありたい
新人スタッフが安心して成長できる環境を整えること。
そのために周りの人が自然と支えてくれていること。
その積み重ねが、サロンの力になっていくのだと気づきました。
施術に入りたいのに時間をけずって教えてくれた先輩スタッフ、
練習に付き合ってくださったモデルさん、
そして挑戦を続ける新人スタッフ。
そのすべてに支えられて、今日もサロンが前を向いています。
その想いを胸に、これからも皆が安心して成長できる場をつくっていきたいと感じています。
