リラクゼーションサロンの仕事は手作業が多いです。特にヴィラ平和島はオールハンドでの施術が特徴ですから、まさに手作業が多いのです。
セラピストは自分の手でお客様に癒しを与えることに誇りを持っていますし、技術をみがいています。手技とはよくいったもので、まさに手で癒しを作り出すプロフェッショナルなのです。
一方で、サロン全体の仕事を見た時には、デジタル化が欠かせないと感じています。今や予約を電話でするというのは少数派になり、オンライン予約が主流でしょう。
飲食店の予約っていまだに電話でするところが多くないですか？かつてはリラクゼーションサロンや美容院も電話予約が多数派だったのですが、ホットペッパービューティの力で一気にオンライン化が進んだのです。
そのおかげで美容・健康業界は予約のところだけば部分的にはオンライン化していますが、経営という視点で見ると、まだまだ人力に頼っている、改善するところが多いなあと考えています。
集客や求人の分野も今やスマホですべて探す時代になってきているのですが、私を含めてまだプラットフォームに頼っている店舗が多いのではないでしょうか。
こうした部分はサロンだけを見ていてもなかなか気が付かないもので、そのほかの業界では当たり前になっていることを、どうやって自分の店舗に導入していくか。すこしの工夫と手間をかけることで集客や求人の効果は変わってきますから、仕事の改善の余地があるなと感じます。
デジタル化を意識していくと、アウトソーシングの考えも変わってくる部分がありますが、これはまた別のページでお話ししましょう。
ヴィラ平和島の施術は徹底的にアナログで、それ以外のバックヤード業務や集客・採用活動は徹底的にデジタル化していくことが来年の課題です。常に人に先行投資、自分に投資ばかりでなかなかお金が増えませんが(笑)、来年は今年手掛けてきたことが花開く年になるんじゃないかなとワクワクしています。
