最近ブログの下書きにキーボード叩くのではなくて、Google のドキュメントの自動文字起こし機能を使って話しながら下書きを作るようにしています。感じたことをまとめます。
Google のドキュメントの自動文字起こし機能には3つのメリットがあります。
1.思考のスピードがとまらない
文字思考のスピードはキーボードを叩くスピードよりも速いです。ですが、キーボードを使って入力していると思考速度はキーボードをたたくスピードがMAXになってしまいます。
Googleドキュメントを使い、しゃべるのをそのまま書き取ってくれると自分の思考がとまらず、思考のスピードのままメモを取ることが出来ます。
このブログ記事もGoogleドキュメントの音声書き起こし機能を使って作成しています。
二年ぐらい前までは精度が悪くて間違った変換が結構あったんですけれども、最近の Google ドキュメントは精度どんどん上がっています。
全然きき間違いや変換ミスもありません。
「えー」とか「うーんと」とかの言葉も自動的に省略してくれます。
句読点は打ってくれないので、その修正だけは必要なんですけもそれ以外はもう概ね満足いくレベルになっています。
2.作成するのが早い
話すほうがタイピングよりも早いので、実際に自分でブログを書くと手で書くという作業をすることと比べて2倍から3倍のスピードでブログ記事を書くことができます。
時間は有限ですからなるべく早くできることは時間を節約していきたいなと思います。
話していると自分のなかで話題がぶれて最初のところがからずれてしまうこともあるんですけれどもずれた部分はカットして、最初に言いたかったことを中心に書くということができます。
分量として100話したとして、最終的に消して100のうち20ぐらいしか残らなくても、それなりの分量になります。これを関連付けてしっかりとした文章に仕立て上げていくというのは少し時間がかかりますが、そもそもアイディアが思い浮かばないということではないので作成が早いです。
最初は慣れるまでパソコンの画面の前で話すのは難しいですが、慣れてくると劇的にスピードが上がります。
3.アイディアが浮かぶ
先ほどの思考スピードとも関係してくるのですが、人間の思考って一つのことを考えていると、「そういえば・・・」という形で次々話が浮かんできます。
人と会話している時に話題が次々かわって、一時間でも二時間でも会話できますよね。
それと同じことがGoogleドキュメントをつかってブログを書いていると体感することが出来ます。
修飾するのが楽
ブログというのは1つの記事に対して1つのテーマを書くのが原則です。この記事にしても、Googleドキュメントを使うメリットを書いています。
1個しか言うことがないのですから、短く書こうと思えば、このブログ記事はこうなります。
Googleドキュメントの音声機能メモを使うと、ほとんど間違えなく文字の書き起こしができます。だから、ブログを短時間で作ることが出来るし、話すように書くことが出来るので思考が自由になり、アイディアがたくさん思い浮かびます。
これを装飾していくといくらでも長くなります。
装飾しなければ、Twitterの単独投稿ぐらいにですね短い文章にもなります。
つまり、長かろうが短かろうが言いたいことは同じというルールで文書をつくります。
同じことをそれなりのボリュームの文章にするには、たとえ話などを入れて、修飾することが欠かせないのです。
これからのブログに必須の能力?
私の様にブログを書くことを仕事にしている作っていくという人にとっては、これから口述筆記は必須のスキルになっていくかもしれません。チャットGPTに取って代わられてしまうのかもしれませんが、オリジナリティという意味では、まだ人が書いた文章に分売が上がるでしょう。
会話の相手を思い浮かべながら話すのがコツ
会話の相手方がいるということを想定すると結構話しやすいです。一人で話してはいるのですが、相手がいるという形です。自分に質問をなげかけてくれたり、頷いてうんうんと聞いてくれる人がいるのを想像します。
そうすると筆が進むというか、口が舌が回るというところはありますね。
人間モノローグというのはあんまり得意じゃないですよ。一人で話すというのは結構大変です。ストーリーを作ってその通りに話さないとつづきません。
だから YouTube用に一人で画面の前で話しつづけるのは結構難易度が高いスキルです。
でも対談形式だと、誰かが聞いている形式ーダイアログ形式だと人は結構喋れるんですよ。
自分がしゃべってることを他の人が聞いて、またその人が話しをする。会話が思わぬ方向に飛んでという風になりますので、話がつづきます。
1人で喋っているので相手から何かアイディアが出てくるっていうことはないんですけれども聞いてくれてる、誰か特定の人を相手に話していることをイメージする。
よくペルソナを作ってその人に対して話しかけるということがブログでは推奨されますが、さらに一歩進んで相手と会話しているように考えると、会話をするようにできます。
ボクシングでいうとシャドーボクシングのようなものです。
でも、一人でずっと話しているのは同じですし、相手から質問がある体で会話をしているのを聞かれたらすこし危ない人に聞こえるかもしれませんね。
自分自身を思い浮かべてもいい
特定の人が思い浮かばなければ、自分自身でもいいんですよ。自分というのも今の自分だけでなく、将来の自分だったり、小さい頃の自分だったり、それから店舗を始めた時の自分だったりと色んなバリエーションを使って話すことができます。
例えば、今から振り返って店舗ビジネスをするときに最初にやっておいた方がいいことを書こうと思ったら、まさにビジネスを始めようとしている自分の姿を思い浮かべて、その彼に向かって書いていきます。
工夫で時間を作り出してブログを書く
仕事が増えてくると時間を捻出するのが難しくなりますので、いかに効率的に仕事をするかがポイントになります。これからもブログを書いていく気持ちは変わりませんが、その書き方には工夫が必要だなと思います。