ヴィラ平和島では、月一回ぐらいセラピストとオーナーが一緒に食事をしながらミーティングをしています。
レストランにいくこともあれば、店舗でお弁当を食べながらミーティングをしていることもあります。
リラクゼーションサロンのオーナーは、毎日いろいろなことを決定していますが、この月1のイベントの企画も担当しており、総務のような感じでもあります。
現在ほとんどの現場の仕事はセラピストに任せられるようになったので、逆に言うと月に一回のこのイベントで存在感を発揮するぐらいしか出番がありません(笑)
食事を一緒にしていると、やはり人間仲良くなります。
昔からなぜ人間関係をつくるのに食事を共にしてきたのかにはやはり理由があります。ベタな接待が今日も日本各地で行われているのは、それだけ食事を一緒にするのが、効果的だからでしょう。
コロナの最中にはZOOM飲み会などもありましたが、コロナ禍があければ結局定着することもなく、飲食店で今日も会話が弾んでいます。飛沫感染だのパーティションだのマスク会食だの、いったいなんだったんだろうと思わされます。
話を元に戻しますと、食事をしながら話していると、普段はオーナーに報告するでもない、とセラピストが感じていて聞くことが出来ない話もこういうときには聞けたりします。
リラクゼーションサロンの経営をしていると細かい情報を拾ってきてそれに対して日々対応していく事が大切なのですが、普段会話をしていても、すべての情報はひろい切れていません。
9割くらいは現場でなんとなく生まれて、なんとなく消えていってしまう情報ですが、その中に本当に大切な話が埋まっているんです。
今日のランチは、なんとなく話を聞きながら、手を打たなきゃいかんなあという話だったり、年末に向けての確認(忘年会の日程連絡)、年明けからの新メニュー開発についてペラペラ話してしまいました。今年は私が主導的にいろいろな試みを行いましたが、来年は、みんなでどんなことをやってお店をもりあげていくか?を決めてほしいです。
それは新メニュー開発かもしれませんし、キャンペーンかもしれません。予算とアイディアは示したりしますが、細かい内容は任せます。基本的に私はセラピストの提案はほとんどOKとしかいいません。
みんなで一から作り上げてきた彼女たちの店舗ですから、私以上に思い入れがあるでしょう。考えて自分たちでこうしたいという要望は、正解であることが多いのです。
今日のミーティングやその後店舗で施術の練習を受けながら話をしていると、来年は店舗がさらに私の手を離れ、彼女たちが独自のアイディアで仕事をするようになることを感じました。
こうなってくると、ヴィラ平和島店がよりよい店舗になるように、陰からサポートしていくのが私の役目ですね。邪魔をせず、かといって規律を守るように見守っていきます。