オーナーのつぶやき

60点で見切り発車でいい

私が新しい取り組みをするときには、まずはとにかく形にしてしまうことを意識しています。

最初からクオリティを追いかけたくなりますが、一発でいいものなんてできるわけがないです。

いきなり質がいい求人広告なんて作れない

例えば求人の運用をしているとしても、いきなり質の高い求人広告を作ることができるようにはまずなりません。

他の記事にも書きましたが、こればかりは自分で苦しみぬいてどんな求人原稿を書けばいいのか他社様の投稿をいくつも見て、自分で作っては失敗して、修正してというプロセスを延々とつづけて少しずつ上達していくしかありません。

外部に投げても結局は戻ってくるだけ

楽をしようと思って外部に投げても、自分以上に自社のことをわかっている人はいませんから、どうしても内容が薄くなります。また、求人にあたっての想いも薄くなります。

お金をいくら払っても、根本的なところで自分で何とかするというマインドがないとうまくいきません。他人に任せても、所詮は他人事です。偉そうに言っても、私だって頼まれたら他人事です。

で、結局自分でやらなきゃダメじゃないかというところに戻ってきます。

何店舗も経営されている方は資金を投下してやらないと追いつかない部分がありますが、小さいサロン運営の場合、肝となる部分は自分でなんとかする、のマインドに至っていないと、苦境に立たされた時に粘って解決する力が身についていきませんので、質も低くなります。

最初はやる気しかない。スキルはない

「よし求人を頑張るぞ!」と志した時点ではやる気だけは100%ですが、技術もマインドも0点の状態からスタートするわけです。

その状態からなんとか形になるものをつくり、そしてまずは運用してみるというところからスタートします。

だから60%の出来栄えで上等なのです。不思議なもので、一度つくってから、改善をしようと考えているとアイディアがたくさん出てきます。そのアイディアをもってまた新しい広告を考えてみます。

物事を見る目が変わる

そういう視点で物事を見るようになると、マネできるんじゃないか?という広告を見るようになります。

必要なものは目に入ってくるので、普段求人活動をしていない方とは視点がおのずから異なってくるわけです。

そうして、すこしずつ、すこしずつ改善していきます。

経営者はすべてにおいてこのプロセス、PDCAサイクルをいかに速く回していくかがポイントです。取り掛からないと話になりませんが、あまり時間をかけすぎていても意味がありません。

セラピストの仕事もPCDA

セラピストの仕事だってこの繰り返しです。

当店のセラピストの技術は今ではお客さまにこれだけリピートしていただけるようになってきましたが、最初のころは接客・施術含めて今よりもずっとレベルが低かったのです。

それでも毎日施術を繰り返し、スタッフ間で研修を行い、後輩に指導していく中ですこしずつ施術が上達してきました。そして、これから1年後の彼女たちの施術は今よりもずっとうまくなっているでしょう。

自分自身の技術が上がっていくということもありますし、店舗全体でどのようにスキルアップしていけばいいのか?を自然とセラピストが考え、オーナーと相談しながら効率よく進めるクセがついています。

広告媒体は失敗してお金を捨てることを意識

冒頭の広告の話にもどりますと、私の広告媒体運用スキルというのもすこしずつレベルアップしていくはずです。このレベルアップには、技術そのものを高める、マインドをしっかり持つということのほかに、お金を使うということも含まれます。

求人でいえば、indeedやホットペッパービューティ、リジョブなど様々な媒体があります。

半ば無駄かもしれないとおもいつつも、お金を捨てるようにして広告をうっていかないと精度が高まっていきません。

何かをするには時間orお金を消費するしかないので、手持ちのリソースを見ながらどちらをつかうか考えていきます。

ある程度、経営が軌道に乗ってきたら時間がもったいないので、お金を使いながら様々な取り組みに挑戦していきます。

繰り返しですが、広告で失敗することは想定済みです。

スピードを意識しつつ、どうしても失敗していかないとうまくならないのです。

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