平和島のお店紹介

酵素玄米 Smart deli 平和島店で健康弁当とヘルシーサンドイッチはいかが

京急平和島駅前、以前は唐揚げのとり多津があったところに2023年3月に新しく酵素玄米のお店がオープンしました。

しばらく前から新しい店舗ができる雰囲気はあったものの、じらしのグランドオープン。注目高まる中2023年3月にめでたくオープンです。

駅からヴィラ平和島に行く途中に通る際に、横を通る度にスピーカーで酵素玄米の宣伝が聞こえてくるので気になっていたのですが、なかなか訪問する機会がありませんでした。

今日こそは!ということで、酵素玄米 smart deli 平和島店さん(以下敬称略)でテイクアウトメニューをいただきます。

酵素玄米とは?

「酵素玄米」とは、玄米を小豆・塩と一緒に炊いてから3~4日程度じっくり発酵させたもので、別名「寝かせ玄米」とも呼ばれています。

炊きあがった玄米を保温した状態で発酵させることで、旨味成分や栄養価が格段に向上し、しっとり、もちもちとした食感に変化するため、玄米が苦手な方や、ご高齢の方やお子様でも美味しく食べることができます。

Smart deli ウェブサイト(https://smartdeli.co.jp/feature/02/)より引用

普通のお米よりも時間がかかっているのですね。別名寝かせ玄米ともいうそうです。

食材にとことんこだわっています

さらに同店では食材にもこだわっています。体にやさしい食べ物は、体にすっと吸収されるものというイメージがあります。

「発酵」が重要な酵素玄米は、無農薬、無添加な食材を使用することがポイントです。Smart deliでは、「特A1特別栽培の無農薬玄米」「北海道産黒千石大豆」「天然酵素塩」など、こだわりの食材を用いて、毎日丁寧に炊き上げています。

Smart deli ウェブサイト(https://smartdeli.co.jp/feature/02/)より引用

酵素玄米、驚きの健康効果

酵素玄米の効果により、⾎糖値の上昇を抑え太りにくく、便秘解消や美肌、アンチエイジング、むくみ解消などに効果的!またGABAが多く含まれているため、ストレスや脳の興奮を鎮め、⾎圧をサラサラにする効果があります。

知ってもらわないと、良さは伝わらない

酵素玄米(ねかせ玄米)は、お米の栄養成分身体にいいものなのですが、お米を食べている人は白米の方が多いでしょう。私達の生活でなじみがある人の方が少ないですよね。

こういう商品を世に広めるにはまず知ってもらうということに時間がかかります。

これが誰でも食べたことがある普通のおにぎり、またはカレーライスならば誰でも想像がつきますし、あの味を食べたいという印象を持ってもらえます。

ですが、すこし消費者に知識が必要な商品、なぜ消費者が買わないといけないのかの理由をしっかりと伝えないといけない商品はそもそも手に取ってもらうまでに時間がかかります。

しっかりとしたマーケティングなしには売れないことは同店もしっかり把握しているので、現状の白ご飯では何がだめなのか?にも気が付いていない人が多い人向けに、その問題点をあげて、解決策としての酵素玄米を提案しています。

Smart deliウェブサイト(https://smartdeli.co.jp/feature/01/)より引用

普段我々は白い部分しか食べていないので、その外側にある栄養がなくなってしまった白ご飯を食べているため栄養が不足している、ということを同店ではアピールしています。

ぬか漬けを食べることで昔の人は白米の栄養不足を補っていた部分もありますが、いまやぬかづけもたべないですからね。

私の様に存在を知らない人に買ってもらうには、細かい仕掛けが必要なのです。

 

ヴィラ平和島も知ってもらうことが大変

知ってもらうこと自体に時間がかかることはアジアン風のリラクゼーションサロンを展開している当店も身に染みているところです。

開店して2023年の5月でようやく1年がたちますが、いまだに「よく前を通るので気になっていたけど、今まで普通のもみほぐししか通ったことがないので思い切って入ったとか、またはマッサージそのものが初めてなので緊張した」などのお声をいただきます。

気分転換したい、新しい種類のマッサージを受けてみたい、アロマセラピーでリラックスしたいなどのニーズがでてきても、そこからアクションに至るまでには時間がかかるのです。

その点、酵素玄米は流石に食品ですからリラクゼーションサロンほどの抵抗・ハードルはないかもしれませんが、すこし時間がかかるかもしれません。

駅前一等地省スペースでの出店で、認知度を最優先に

それでも、平和島駅徒歩一分という抜群の立地で開店したことにより、やはりお客様の目に触れる機会が増えるので購入に至るスピードを補っています。

同店の一号店は当初地下で開業したそうですが、半年たたずして路面店への移動を決めています。やはり何気なく店舗の前を通った人が購入に至るというケースは路面店が一番確率が高いのです。

今後も同店が出店する場合には、駅前の一等地の小さなスペースを狙って出店していく戦略をとっていくのではないでしょうか。

ネーミングにこだわりが

ふと看板をみてみると、おにぎり一つとってみてもこだわりのネーミング。

商品一つ一つにまで気を配るのは大変なことです。細部まで気を配る姿勢はヴィラ平和島としても見習いたいものです。

酵素玄米を知ってほしい

ご覧の通り店舗の名称は看板にはでていません。

店舗の前面にすこし表示されています。

smart deliというブランド名ではなく、酵素玄米を知ってほしい、この商品を世に広めたいという意思を看板から感じますね。

玄米は健康にいいことは知っているけれど食感が苦手という人も多く(私もそうです)、このイメージを払しょくするには、もっちりとした食感であることは強調しすぎてもしすぎることはありません。

お弁当、おにぎり、サンドイッチが主力商品

酵素玄米がメインなので、お弁当やおにぎりがあるのはわかるのですが、こちらのお店はサンドイッチもかなり充実しています。ハーフサイズよりもフルサイズの方が少しオトクになります。

違う味を試してみたかったので、今回は鶏むね肉のサンドイッチ、エビアボガドのサンドイッチをいただきました。

ご飯そのものの味もチェックすべく、鳥ごぼうのおにぎりもいただきます。

こちらの店舗はイートインはありませんので、テイクアウトは個別に包んでくれます。

ただ、店舗の隣のスペースが解放されているので、実質上イートインが可能な状態です(こちらのスペースは再開発で有効活用されるまでの期間限定)

酵素玄米を売りにしていてサンドイッチとはどういう事だろうと思って店員さんに聞いてみると、サンドイッチのパンの部分が酵素玄米でできているのですね。

エビアボガドサンドイッチ

サンドイッチは周りがしっかりと紙でつつまれているので、どこからはがして食べようか少し考えてから、まずはエビアボガドを一口。

エビは挟まっていないので、適当につまんで食べました(笑)

うまみがあって甘い!

これは酵素の力で玄米のうまみが引き出されているのでしょうか。エビアボガドとあいまって、豊かなうまみが口中に広がります。

玄米そのものの味というのは食べたことがあるので、なんとなくボソボソとした食感なのかなあと想像はしていましたが、もっちりした食感と味は私がしらない味でした。

サンドイッチの中に入っているサラダに適度にドレッシングが入っていますが薄味。

酵素玄米そのものの味を楽しんでほしいというメッセージでしょう。

鶏むね肉のサンドイッチ

こちらも、もっちりとした酵素玄米としっとり鶏むね肉があわさって、かなり食べ応えがあります。

流石に2つサンドイッチを連続で食べるとお腹が一杯になってきました

鳥ごぼうおにぎり

まだ今日はとりごぼうおにぎりがあります。

酵素玄米の栄養に加えて鶏ごぼうですから、栄養バランスがよい一品ですね。

おにぎりはやはりサンドイッチよりもシンプルに酵素玄米の味を感じることができました。

酵素玄米の食感はもちもちで、腹持ちもよいので小腹の足しにぴったりですね。

商品開発ストーリー

酵素玄米という話もそうですし、創業者がどんな想いでこのお店を作ったのか?ということはストーリーとして惹かれるものがあります。

食生活は最も日常的で、最も身近な家族、そして自分自身にとっても、直ぐに改善を試みることができる分野。だから、まずはここから変えてみようと思った時に、創業者の妻・中西佳菜子は「酵素玄米」に出会ったのでした。

そして自宅で試行錯誤しながら、日常の食事に取り入れはじめると、徐々に家族みんなの健康と笑顔が何倍にも増していることに気付いたのです。

もしかしてこれは物凄いことなのではないか?こんなに素晴らしいものを、もっと多くの人に広められたら…そんな夢を夫婦共々抱かずにはいられませんでした。そして、「思い立ったら即行動」「常に全力」がモットーの創業者・中西勇治によって、2021年12月、Smart deliの第一店舗目がオープンしました。

Smart deli ウェブサイト(https://smartdeli.co.jp/feature/03/)より引用

以前、沖縄独特のおいなりさんを是非東京で食べてほしいという想いから平和島に開業したオイナリアン東京 平和島店のご紹介をしました。

平和島のテイクアウト:オイナリアン東京(チキンといなりめし) 平和島店

ヴィラ平和島の開業から書き続けているこのブログもそうですが、ストーリーは小規模な店舗が独自性を出していく上で欠かせないです。

フランチャイズ化で一気に店舗展開?

同店を運営する会社は、フランチャイズ展開も考えているとのことです。

酵素玄米を通じて健康を訴求していくため、安くてボリュームがあることを売りにするのではなく、コンセプトにお金を払うことができる層をねらっていくので、ある程度都心部を中心とした広がりになるのではないでしょう。

万人にささる食材ではありませんが、一度ファンになった人はロイヤリティが高い食材です。

少し高くてもおいしくて健康によいものを食べたいというニーズがあることは、最初の店舗で確認済だからこその複数店舗展開。

すでに都内に配送ネットワークを作ることを視野に入れて、二号店の大崎店は基幹工場の役割を担っています。これまでにはない業態ですので、23区内である程度場所を厳選しながらじっくりと店舗が増えていくのではないでしょうか。

おいしい上に健康にもいい

酵素玄米はおいしいうえに健康にもよいのがウリ。

いきなり白米を酵素玄米に切り替えて効果が出てくるものではないでしょうが、確かに続けていくといい気がする健康的な昼ごはんになりました。

平和島はボートレースの街で、やすくてうまい店が軒を連ねる中、健康ど真ん中にフォーカスしたお店が出てきたのは嬉しいですね。

とくに、背脂ギトギトのラーメンを食べたあとは、罪滅ぼしに食べようかしら。

おいしい酵素玄米、ごちそうさまでした。

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