オーナーのつぶやき

仕事をさぼるのが仕事?

2024年10月から店舗で勤務を開始した新しいスタッフの研修が始まりました。ヴィラ平和島店では、研修のスケジュールはスタッフがたてます。シフトの入力もスタッフが入力しています。

シフトは調整しない

短期的な売上のことを考えれば、本当は出勤日の調整とかしたほうがいいのでしょうけど、スタッフのシフトがほぼ通る環境で働けること自体が、働きやすいサロンなのかな?と考えているので、ほぼ当店ではシフトがそのまま通ります。

私が調整するのが面倒くさいというのもあります。

研修スケジュールはスタッフ任せ

さて、研修の大枠のスケジュールをたてて、標準的な研修期間を設定してこの日ぐらいまでにデビューできるように覚えてもらうと言うことを考えながら研修予定を組んでもらいます。

主担当を決めて、そのセラピストが、新人研修を行う人の予定を確認しながらスケジューリングを組んで、協力してくれるほかのセラピストの予定を見ながら研修日程を立てています。

これもオーナーがさぼってセラピストに任せています。

研修は主担当に任せた

当店では、ヴィラで施術を教えることができる認定スタッフが2024年10月時点で6人いますが、基本的に一人の研修をするときには、主担当を決めてその人に予定を組んでもらう、オーナーの私への報告だけお願いしています。

オーナーは必要なサポートをしますが、さぼりがちでいまでは進捗確認が主な仕事です。

慣れてくるとスケジュール組みがどんどんうまくなる

最初のころは苦労していましたが、何人もスタイルで新人研修してきましたので、教える人数をこなしていると担当するセラピストは研修の進め方や時間が大体どれくらいかかるかを想定して、予定の立て方のコツがわかってきました。

私がさぼっていたら、セラピストがかえって成長してくれました。私が予定を組むなんてもう考えられません(笑)現場の邪魔です。

研修プロクラムを手探りでつくっていたときには、私がサポートすることもありましたが、最近は大枠でしか指示を出すことがなくなりました。

教えること自体もうまくなる

まだまだフランチャイズ本部の研修センターで教えるほどにはうまくないですが、以前と比べれば教えるのがうまくなっていると思います。

安定してセラピストを育てることができる環境があると言うことは目に見えない財産だなとつくづく感じます。

オーナーがやらないから、自分たちだけで育てなきゃ、お店のレベルに達しているかどうか自分たちが判断しなきゃいけないという気持ちになってくれています。

さぼっていたら、人がどんどん育ってくれたのです。

私があーだこーだいわなくても、新しいセラピストが入ってきてすぐにその人が一人前の戦力になるように教えられる研修がすぐ組めることもそうですし、またチームの一員として溶け込みやすい空気をつくってくれています。

オーナーは現場のことはわからないので全部任せています。

で、最後の責任だけとります。

相談できる環境もできてきた

施術の悩みをお互いに話し合って、仕事でつまずくことがないようにできると言うことが文化として根付いていると言うこともうれしいです。

オーナーも話を聞きますが、スタッフ同士でほとんど解消していることが多いです。

お客様に対する技術・コミュニケーションもそうですけど、人が育つ土壌があるというのがいいサロンの条件なのだろうなと最近感じています。

ついに、自分たちだけで新店舗立ち上げ

まだできてないことはおおいですが、最近大阪の河内松原駅前店での立ち上げに行ってもらったことによって、新人セラピストを一気に何人も教えることで人を教える、さらに店舗の立ち上げもできるという点で大きくレベルアップしてきてくれました。

平和島店立ち上げとは違う

2年半前の2022年前半に、平和島店を立ち上げた時は、オーナーもオープニングスタッフの佐々木・北澤・三好は無我夢中で、自分たちが立ちあげる側だったので先を見通すという状態ではありませんでした。

バタバタしながら、目の前のことを一つずつこなしていって何とかオープンにこぎつけたというのが実情でした。

オーナーの私もセラピスト達もわからないことだらけだったのです。

知識経験がない状態で一から始めたのは大変なことで、本部の立ち上げサポートがなければ先の見通しがつかない中でオープンはおぼつかなかっただろうなと振り返り、今ではいい思い出になっています。

これはヴィラだからできたことだと思っています。フランチャイズの仕組みはすごいです。

2年半任せてきた経験が活きてきた

今回は、安定的に店舗の運営ができるだけの経験をもったスタッフがサポートに入っています。また、オペレーションも安定していますし、私の指示の出し方もポイントは外さないようになっています。

今回の河内松原駅前店立ち上げは、プロジェクト全体は私に指示を出しましたが、現場ではすべて自分たちで全部すすめて、河内松原駅前店のスタッフに教えてあげて、独り立ちできるところまでサポートしてくれました。

施術だけでなく立ち上げにもかかわることで、経験値も溜まったはずです。

店舗の立ち上げから新人研修までをすべてこなすことができたということが、スタッフの中に経験値として、たまっていく。それもチームワークとしてこなした経験が溜まっていくと言うことは、店舗の運営だけではなく、新しい店舗の立ち上げまで任せられるということですから、頼もしい限りです。

次の店舗ではもっと任せる

まだ河内松原駅前店がリニューアルオープンしてから1カ月程度ではまだまだそんなこと考える余裕はありませんが、将来的にはまた新店舗を出す時期が来るかもしれません。その時には、今度はもっと余裕をもって立ち上げができるはずです。

また、今回の大阪の立ち上げにて、複数の人が施術だけでなく、指導や立ち上げができる経験があるというのは、本当に組織として成長して行くためにいいことなんだなと気づかされました。

予想外のことも多かったですが、河内松原駅前店のリニューアルオープンにみんなでかかわったことは、平和島店のオーナー・セラピストにとって大きな財産になりました。

複数人で経験が溜まったので、次は計画段階からもっと任せることにしましょう。そのほうがスタッフのためです(笑)

将来のことを考える

実務をどんどん現場に落としていますので、私のやるべきことというのは、全体の成長のイメージ・ビジョンを伝え、それをセラピストが達成できるように計画を組んでサポートしていくことになってきています。

お客様にたくさんご来店いただけていること、セラピストも成長しているのでありがたいことに、今のことではなく将来のことに目を向けることができています。

今後ともセラピストが成長していき、お客様が心地よくサービスを受けることができる環境を作ることができるようにコツコツ頑張ってまいります。

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