オーナーのつぶやき

丁寧さがサロンを育てる

口コミに表れる「丁寧さ」の価値

平和島店・河内松原駅前店では、多くのお客様から口コミをいただいています。

お客様がお忙しい中でご投稿いただけることに、まずは心から感謝申し上げます。

その中でも特に多いのが「丁寧な施術がうれしい」という言葉。これはセラピスト一人ひとりの努力の証であり、サロンの強みそのものです。

そして同時に、「丁寧さ」は施術だけでなく、オーナーである私自身にも必要な姿勢だと気づかされます。

オーナー業務は細かい作業の積み重ね

実際のオーナー業務は、一見地味ですが細かいことの連続です。

求人票を定期的に更新し、ターゲットに合わせて文言を修正する

売上を日次・週次で集計し、経営状況を把握する

スタッフのシフトを調整し、急な欠勤に備える

施術用オイルやタオル、備品の在庫を確認し、発注漏れがないようにする

経理書類をまとめ、税理士に提出する

これらはどれも小さなことですが、放置すれば必ず現場に負担が回ります。だからこそ「丁寧にやる」ことが大切であり、経営者に求められる責任でもあります。

現場はAIに代えられない、周辺業務はAIに任せられる

セラピストが提供するオールハンドのリラクゼーションの施術は、どれだけ技術が進んでもAIには代えられません。お客様の呼吸や筋肉の反応を読み取り、手のひらを通して安心感を伝えることは、人にしかできない仕事です。これからの時代ますます重宝されます。

一方で、周辺の業務はAIにどんどん置き換えられます。たとえば…

ブログやSNS投稿の下書きはAIに作らせ、オーナーが最後にチェックするだけにする

採用広告もAIに複数パターンを作らせ、ターゲットに合うものを選ぶ

こうして省力化することで、オーナーもセラピストも「人にしかできない部分」に集中できるようになります。

オーナーの丁寧さとは「仕組みを整えること」

オーナーの丁寧さとは単に作業を一つひとつ細かくこなすことではなく、仕組みを整え、現場が安心して働ける状態をつくることだと思います。

なので、できるだけオーナーがAIを駆使して仕事を引き受けて、セラピストには本業に集中してほしいなと考えています。これまでは一人の力ではできなかったのですが、生成AIが進歩してきてできるようになってきました。


AIで省ける部分は省き、その分セラピストが施術に集中できる時間と心の余裕をつくる。空いた時間にパソコン仕事は最低限してもらっていますが、セラピストはそれ以上に施術の練習をしたいのではないでしょうか。

その環境をつくることがオーナーとしての「丁寧さ」であり、サロンの成長につながる大切な基盤になると信じています。

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