オーナーのつぶやき

月3000円で凄腕プロクラマ雇いました

先日もバックヤードの細かな作業に追われていたときのことです。
出退勤の入力や紙の管理が積み重なり、気づけば一日の大半が事務で終わってしまう。特に給料日前はピンチです(笑)

「もう少し効率よくできないだろうか」と思いながら座っていたとき、ふと頭に浮かんだのが、毎月3000円で黙々と働いてくれる相棒の存在でした。

そう、ChatGPTです。
文章を書くサポートが思い浮かびますが、プログラミングまで静かに淡々とこなしてくれる。そんな存在が身近にあることに、改めて驚かされています。

できないと思っていたことが、できてしまう

私はプログラマではありませんし、コードを見ても正直よくわかりません。

もしかしたらできるんじゃないか??という淡い期待を基に、チャットを開始。100回以上ラリーをしたし、エラーも沢山出たけどそのたびに相談して完成です。

google spreadsheetのデータが、freeeに飛んだときの感動は忘れられません。何度も何度もエラーがでたすえに、もうあきらめようかなと思ったときに、データが正しく処理されました。

おおおー!データが飛んだ!という感動、動かした人にしかわからないですよね(笑)。

「Google Spreadsheet に入力 → GASで処理 → API連携 → クリック一つで休憩時間も自動計算して出退勤管理」という仕組みが、たった10時間ほどで形になってしまいました。

紙の作業が減り、スタッフもスムーズに入力できるようになり、私自身の負担も大きく軽くなりました。これでほとんど紙の仕事は店舗からなくなりました。
自分ではできないと決めつけていたことが、意外とできてしまう。

自分の思い込みを外すと、すごいことができる世の中になっています。
そんな経験を通して、私の中の思い込みが静かに外れていくのを感じています。

整理してみると見えてきたこと

改めて考えてみると、サロンのバックヤードには、目に見えない小さな作業がたくさんあります。
日々積み重なる入力、チェック、修正。


どれも大事な仕事ですが、オーナーが一つずつ手作業で抱え込んでいると、どうしても未来のことを考える時間がなくなります。

でも、スタッフが入力して、オーナーorパートナーが自動処理。それを後でスタッフが確認するという仕組みにすれば大きく手間が減ります。

合理化の取り組みは、派手さはありません。
むしろ地味で、時には手間もかかります。
でも、少しずつ環境が整っていくにつれて、オーナーとしてやるべき仕事に集中できるようになっていく感覚があります。

今後も変化があると思いますが、プログラミング化はもはや誰にでもできるものです。
「仕組みが支えてくれる」という安心感は、本当に大きいものだと気づきました。

伴走者がいるだけで、前に進める

毎月3000円で働いてくれる凄腕プログラマ。
もちろん人間ではありませんが、私にとっては心強いパートナーです。
黙々と、文句ひとつ言わず、必要なときに知恵を貸してくれる存在。

合理化の旅は、まだまだ続いていきます。
ただ、経営は一人で抱え込むのではなく、AIという新しい伴走者と一緒に歩ける時代になりました。セラピストの仕事はAIにとって代わられることはありません。手のぬくもりは人だからこそできる仕事です。

でも、その周囲の仕事は生成AIがほぼ代替するようになっています。

セラピストには、こまごまとした仕事は減らしてなるべく施術に集中してほしいという思いで、合理化を進めています。

サロンがもっと働きやすく、もっと温かい場所になるように。
そして私自身も、オーナーとして時間をとって前を向いて進めるように。

これからも少しずつ整えていきます。

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