オーナーのつぶやき

朝令暮改というけれど

サロンの労務管理を見直していると、どうしても「これが正解なのか?」と自問する瞬間があります。何が一番良いのかがわからないまま、改善を重ねては立ち止まり、また違う方法を試してみる。その繰り返しの数か月でした。

正解がわからないからこそ動き続けている

最初はfreeeアプリでの打刻を試しました。
ところが、実際に運用してみると操作をスタッフが忘れてしまったり、時間の調整、休憩時間の設定などでおもうように安定しませんでした。

次に、手書きで出退勤を記録してもらい、外部のパートナーの方に入力してもらう方法を取りました。
これも一定の効果はあったのですが、紙の管理はどうしても漏れや遅れが出てしまいます。人が入力する以上はエラーは発生することは否定できません。

そしていま、Googleスプレッドシートとfreeeの自動連係へと移行しつつあります。
現場が入力してくれたデータがそのまま経理に流れていく。自分が責任をもってデータを入力してもらい、そしてそれが正しいデータとして取り込まれていきます。

この形が一番ミスが少なく、サロン全体の負担も軽くなるのではないかと感じています。

でも、ここに至るまで「あれもだめ、これもだめ」と本当に多くの試行錯誤をしてきました。

現場に負担をかけてしまったかもしれない

方法が変わるたびに、スタッフには新しいやり方を覚えてもらう必要があります。
そのたびに説明が増え、混乱もあったと思います。この2カ月というものやり方をコロコロ変えたわけですからね。

朝令暮改という言葉がありますが、まさに今の私がそうなのかもしれません。
良かれと思って変えてみても、やってみると違った。
また修正する。
これを繰り返すのは、現場からすれば負担です。

ただ、その背景には
なるべくバックヤードの仕事を合理化して、より良い環境をつくりたい
という思いがあります。

労務管理が整えば、給与計算や時間管理のミスが減ります。
そしてスタッフのみなさんが安心して働ける環境に近づきます。

仕組みが整えば、負担は確実に軽くなる

システムの整備は、一時的には面倒が増えてしまいます。
でも、一度仕組みが固まれば、毎日の負担がぐっと軽くなります。
給与の確認も楽になりますし、お互いの不安やトラブルの芽が減ります。

合理化は、現場を楽にするためにあります。
そのために、もう少しだけ試行錯誤を続けさせてください。

少しずつ、確実に前に進んでいくために

変化ばかりで戸惑わせてしまっているかもしれませんが、
そのすべては「より良いサロンにするため」の過程だと感じています。

最終的にサロン全体の負担が軽くなり、スタッフが安心して働ける仕組みが整えば、
その先には必ず働きやすさと安定が生まれます。

焦らずに、でも立ち止まらずに。
これからも一歩ずつ仕組みを整えていきたいと思っています。

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