オーナーのつぶやき

外部の方への説明でプレゼンテーション能力アップ

最近店舗の外部の方に向けてコミュニケーションをとる機会が増えてきました。

外部の方と話すときに、話す内容を事前に整理しています。

関わる方によって私に聞きたい話は異なりますし、限られた時間で要点を絞って理解していただくため、話すことをあらかじめ考えています。

預金口座開設は手続きに時間がかかる

少し話が脱線しますが、

最近、近隣の金融機関で銀行口座を作ろうと思い、近所の信用金庫に申込みをしました。

預金口座を作るというのは、少し前まで簡単にできたのですが、今では手続きが煩雑になっています。 

今は、犯罪を予防するために関係で、口座開設手続きが厳格になっています。

1回窓口にいけばすぐに口座開設することができるというわけではなく、私の場合は3回かかりそうです。

金融機関側も好きで複雑な手続きをしているわけではなく、法令対応で仕方がなくやっていることではあるとは理解していますが、それにしても正直面倒です。

特に私のように事業決済用の銀行口座を開設するとなると、給与口座振込目的の個人のようにすぐに開設できるわけではありません。

金融機関から事業の実態があるかどうかについての確認があります。

賃貸借契約を見せたり、開業届を出したりしていることを示したうえで、実際に現地で仕事をしているということを、金融機関の職員の方が来て確認します。

私はヴィラ平和島に住んでいるわけではありませんので、住所と事業所が異なりますから、紐づけるために様々な情報が必要になります。

自分から積極的に説明資料を作る

さて、話は頭が整理されるという話に戻ります。

金融機関の担当者が実際に当社に来店され色々とヒアリングを受けました。先方も商売で来ていますので、ビジネスチャンスを探っています。

都度先方の質問に答えるのもいいのですが、どうせ追加で説明が求められるのですから、当店の事業所紹介をワードで作成して、ご提供しました。

本来であればパワーポイントで綺麗な資料を作るべきところですが、なかなかそこまで手が回らず簡単な 箇条書きの資料となったのですが何もないよりは参考資料になったはずです。

さて、このように外部の方に説明するということは、自分たちにとっては当たり前のことをわかりやすく説明していく、という事です。

金融機関が知りたいことを中心に資料を作る

冒頭お話ししたように、先方の関心のある項目を考えていきながら頭を整理します。

今回作った資料では、

当社の成り立ち、起業の理由、当社の強み、資金繰り、当社をめぐる状況、入金のサイクル、毎月の固定費・変動費のおおよその金額、売上の推移、今期の経営目標、直近の課題、今後の事業発展出店の計画などについてご説明しました。

金融機関相手ですので、このブログには書いていないような込み入った事情などもお話ししました。

ヴィラ平和島のことはこれ以外にもいろいろと説明することはありますが、金融機関の方が意識する項目を考えながら資料を作りました。

頭の中でいつも考えているけれど、まとまって考えたことはなく、今回、金融機関むけに説明するプロセスで整理することができました。

現場から離れているからこそ時間がとれる

私は現場から離れた立場にいて、現場の仕事はすべてセラピストに任せています。

オーナーとして現場の仕事をしていない分、冷静に数字を分析しながら、店舗のことを整理する時間が取れました。

定期的に外部に説明していくというのは、自分のお店を見つめなおすことになりますし、経営方針を再確認するいい機会になりました。

説明はプレゼンテーションスキルを磨くいい練習

外部の方とお話しする機会を設けて頭を整理することは、経営に役立ちます。

私のような小さい企業ではそこまで頻繁ではありませんが、大きく事業を展開したいベンチャー企業の経営者は、常日頃から資金調達をすることが大切な役割になっていて、何度も繰り替えし投資家に、自社の事業内容や成長性を説明しています(専門用語でピッチといいます)。

ピッチを繰り返すなかで彼らはプレゼンテーションスキルを磨き続けているのです。

経営者は様々な取引先とコミュニケーションをとる機会があります。

小さい店舗といえども、先方に理解していただくためにはプレゼンテーションスキルを身に付けないといけません。

そのためにも、これからも定期的に報告するという機会は作っていきたいものです。

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