オーナーのつぶやき

「あと一人ほしい」その時こそ、サロンの足元を見直すタイミング

セラピストの採用について、「今は足りてます」と胸を張って言えるサロンは、正直あまりありません。

どんなサロンでも、「あと一人いたら…」「いい人がいればいつでも採用したい」と思っているのが現実ではないでしょうか。

実際、新規のお客様が増えて予約をおことわりするたびに「セラピストを増やしたい」と感じますし、スタッフの入れ替わりはどの業界でも避けられないものです。人が増えてきたなーと思ったら自然と減っていく。サロンあるあるです。

不確実な将来に備えて、また、お客様に安定したサービスを提供し続けるためにも、常に求人を出し続けることはとても自然なことだと思います。

しかし、ここで一度立ち止まって考えてみます。

仮に、良いご縁があって新しいセラピストが面接に来てくれたとしましょう。その時、当店のサロンは“迎え入れる準備”ができているでしょうか?

・既存のスタッフとの関係性はどうか?
・教育制度は整っているか?
・労務環境は、働く人にとって安心できるものになっているか?・

採用に力を入れるのはとても大切ですが、それと同じくらい「入ってから続けられる環境か?」が何より大事です。

これは自分自身にも言い聞かせていることですが、「あと一人ほしい」と感じた時こそ、サロンの足元を見直すタイミングだと思います。

土台がしっかりしていれば、自然とご縁がつながり、不思議と「この人に来てほしい」と思える方が現れます。募集してから採用まで何カ月かかるかわかりませんが、必ずいいひとに出会うことができます。

採用は未来への投資。でも、その前に“今”の環境を整えることも忘れずにいたいものです。

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