先日、セラピスト希望の方の面接をしていました。
人こそすべてのリラクゼーションサロンでは、どのような人を採用するか、そして働いていただける方をどうやって育てていくかがすべてです。
どのような方に来ていただけるか。これはご縁ですので、ワクワクしながらタイミングをいつもまっています。
採用という仕組みは、待つというのが基本です。店舗側から、店舗のことを広告宣伝して、それを見てくれた求職者の方が応募してくれるので、店舗から情報発信することになります。
求人しているほうは今すぐスタッフが欲しいと考えているので、その時、瞬間風速で最大の力を出そうとしてしまいますが、それよりも細く長く情報発信をするほうがいいかなあと。
もちろん、応募するきっかけは求人広告が必要です。
自社の魅力を十分に引き出して、写真や文章でアピールしないとみてもらえません。サロンは星の数ほどありますし、セラピストがどのサロンで働くかは選びたい放題です。その中でまず見てもらうためにはキラリと光る何かが必要でしょう。
ですがこの情報過多の時代、求人広告を見てから実際に応募をするまでには、求職者の方はサロンが発信している様々な情報を見ます。
SNSだったり、このブログだったり様々な情報を見ながら応募しようかどうしようか考えて、応募してくれます。
SNSもブログも求人広告のように単体で求人広告として見てもらえる力はありません。それだけで求人に結び付くということはありませんが、参考情報としてみてもらえます。
雰囲気がつたわれば、応募してみようかなという気持ちも増えます。
といっても店舗からの情報発信ですから、いいことばかりを言っている可能性を求職者は疑っています。
嘘をつく気持ちはなくても、ネガティブなことをわざわざお店から情報配信することはありません。
そんなことを書いていたら、応募してくれる人も応募してくれなくなってしまいますからね。
こう書いている私だって、お店で失敗したこと、弱点だなと思うことはあまり書いていません。
でも、何カ月、何年と長いこと店舗に関すること、お店でこうしたいという想いをコツコツ書いていると、嘘が書けなくなります。
人は何カ月も何年も嘘をつきつづけることはできません。
そのうち嘘を取り繕うことができず、発言が矛盾してしまうのがばれてしまうからです。
だから、長いこと情報発信をしていくというのは、価値があることです。嘘がない情報だとわかってもらえるからです。
よーし、今日から頑張るぞという気合も大切ですが、今お話ししたように瞬間風速で頑張ろうと思っても意味がありません。
その瞬間はどんなにいいことをかいても、読んでいただく方にとっては、よくある広告の一つです。
2年、3年と書き続けることで少しずつ本当のことだと信じてもらえるようになっていきます。
東京都大田区の片隅、大阪府松原市にある小さなサロンのオーナーとして、これからも考えていることをマイペースに発信してまいります。