天気がいい11月の晩秋。今日のお昼ごはんも外で食べるとしましょう。平和島駅からほど近く、第一京浜沿いに暖簾がはためいている栄屋丸でうどんをいただきます。
実はこのお店、何度かお昼に食べようと訪問したことがありました。人気店のため、ランチの終わりの時間には、麺が売り切れてしまい2回とも食べることができず。三度目の正直でうどんにやっとありつくことができました。
来るたびに売り切れになっているうどんやさんの味とはどんなものなのか。嫌でも期待がたかまります。
ヴィラ平和島も時々予約が取りにくいと言われて、どんなリラクゼーションサロンなのかと期待値をあげられてしまっているのかもしれません。普段使いのリラクゼーションサロンですからお気軽にご利用ください。
さて、お店に入ってすぐにおいてある食券を購入します。上の段にはえびもちうどん、かき揚げうどん、かしわ天うどんなどが並んでいます。
どれにしようか迷いましたが、困った時はお店が一番自信がある左上のメニューを選択するのがセオリーです。ということでえびもちうどんを注文です。
お会計は前払い、現金決済のみ
現金のみの利用で、クレジットカードやQRコード決済には対応していないようです。薄利多売の仕事では、粗利に占めるクレジットカード決済などの手数料がバカになりません。小さい利ザヤをうどん一杯で積上げていくビジネスなので、大きな負担になっています。
手数料3%とすると、売上100万円で3万円。500万円で15万円。1,000万円で30万円の経費になるのです。
関西風のうどん
食券をテーブルの上に出すとすぐに厨房でご主人がうどんの用意をはじめます。ほどなくしてうどんが提供されます。
あっさりとした関西風の出汁で透き通る出汁のなかにうどんが泳いでいます。ふんわりとしたダシの香りが食欲をそそります。
えびちから丼
手ごろなサイズのエビが4尾、そしてお餅がはいっています。おもちはあげることで柔らかくなっており、またカットしてあるので食べやすいです。
やきもちが入っているうどんは、力うどんというメニューで時々みますが、揚げたおもち、それもカットしたおもちは初めて見ました。
当たり前かもしれませんが、言われてみると食べやすくするための小さな工夫です。こういう細かいところが顧客満足度を高めて、次は違うメニューを食べようという来店につながります。
その他にも季節限定メニューを提供しています。
うどんには国産小麦を使用
こちらのお店では、国産小麦のさぬきの夢をつかっています。小麦粉の消費量に占める国産小麦の割合はわずか10%程度。そのなかでもうどんに特化して香川県が開発した小麦がさぬきの夢です。
長らく国産の小麦は海外の小麦と比較して価格面・品質面で劣勢に立たされていましたが、最近では海外産に負けない、力強い風味やもっちり感を特徴とした小麦粉です。
コシがあってやや細めのうどんが出汁にからまります。うどんのシンプルなおいしさが伝わってくるお味です。やはり体にいいものを食べると気持ちが落ち着きますね。
栄屋丸の由来
こちらの栄屋丸、名前の由来は品川でご商売を営まれているご両親の栄屋青果店から取られた名前とのことです。名前にはそのお店の由来が込められていることが多くて、ついつい最初に来た時には聞いてしまいますね。
温かいうどんをたべてポカポカ気分が上がってきました。今日もまだまだ午後やることがいっぱいです。ひとつずつ片付けていく気合が入りました。