オーナーのつぶやき

勝ち筋が見えた!?

予約画面を見つめる日々

リラクゼーションサロンのオーナーをしていると、つい予約画面を何度も開いてしまうんですよね。特に予約が少ない日なんて、「誰か…誰か入れてくれ…!」と念を送るように画面を見つめ続けてしまいます。これ、オーナーあるあるじゃないでしょうか(笑)。

予約がポンっと入ると「よし!」と心の中でガッツポーズ。逆に、ポツンと空白の時間帯が残ると、気になって仕方ない。埋まってほしい気持ちが強すぎて、スマホを何度も更新してしまう。これ、完全に“予約画面の魔力”です。

でも本当は、そんなふうに画面を眺めていても、状況が変わるわけではないんですよね。わかってるんです。でも、見てしまう。これもまたオーナーの性なのかもしれません。

細やかなフォローの必要性

もちろん、予約が入ったら入ったで、「このお客様はどのセラピストが担当するんだろう?」「この時間帯にこの枠が入ったってことは、動線的にここのフォローが必要かも」と、つい細かいところまで気になってしまうものです。

普段なら、セラピストたちがそれぞれの判断でしっかり動いてくれている。信頼して任せています。でも、業務が繁忙になればなるほど、やっぱりオーナーも助け舟を出さないといけない場面が出てきます。

「大丈夫かな」とそっと見守りつつ、必要ならそっとフォロー。現場がうまく回るように、直接的ではなくても“影のマネジメント”をしている感覚です。

でも本当は、オーナーがずっと現場に張り付いているのは、本来の役割じゃないんですよね。

オーナーの本当の仕事

オーナーがやるべき仕事は、目の前の今日の仕事じゃない。未来に向けた種まきです。

新しいキャンペーンを考えること。求人活動を強化すること。セラピストの研修計画を立てること。もっと言えば、新しい店舗の出店計画を練ること。

こうした「未来」のための仕事に、どれだけ時間を割けるかが大事なんです。

もちろん、現場が気になるのは当然です。私自身、やっぱり「今どうなってるかな?」と見てしまうことが多い。でも、現場を気にしすぎるあまり、自分の仕事がおろそかになるのは避けたい。だから、今は意識して現場を「信頼して任せる」ようにしています。

今の課題は「求人」と「運用改善」

今、私のサロンにとっての課題ははっきりしています。「求人」と「ホットペッパービューティの運用改善」です。

求人は、今後の店舗運営のために絶対に欠かせないものです。求人活動のトレンドは移り変わっているので、当たらないなと思いながらもつづけていってとにかく募集を続けていきます。

そしてホットペッパービューティの運用も、細かい部分を見直すことで、予約数がじわじわと増えていく可能性があります。

例えば、スタッフの紹介画面の拡充。本当はスタッフにやってほしいものですが、オーナーのように情熱をもって更新できる人はいないのでオーナーがやるべきです。

求人、集客(ホットペッパービューティ)もどちらもすぐに効果が出るものではありません。求人広告を出しても、応募が来ないときは来ない。

ホットペッパービューティのキャッチや内容を改善しても、目に見える効果が出るには時間がかかる。

それでも、「続けるしかない」んですよね。やり続けていれば、どこかのタイミングで成果が表れる。わかってはいるけれど、結果が見えないと心が折れそうになることもあります。

でも、勝ち筋が見えてきた

それでも最近、「あ、これを続けていけばいけるかもしれない」という感覚が少しずつ湧いてきました。

もちろん、確実な保証なんてありません。やってみないとわからない。失敗するかもしれない。でも、これまでよりも、やるべきことが明確になってきた。そう感じています。

すぐには成果が出なくても、1年後、2年後に大きな実を結ぶには、今この地道な作業を積み重ねるしかないんだと思います。

この感覚を「勝ち筋が見えてきた」と呼ばずして、何と言えばいいのでしょう。

未来に集中するために

オーナーという立場は、現場も見守りつつ、でもあくまで未来に集中するべき立場です。

私もまだまだ揺れることがあります。予約画面を何度も見てしまうし、現場のことが気になる。つい「自分が手を出した方が早いかな」と思ってしまう。

でも、未来のために。“自分にしかできない仕事”に集中するために。

今こそ、目の前の細かいことを手放し、将来につながる仕事に全力を注ごうと思います。

1年後、振り返ったときに「やっててよかった」と笑えるように。今日もまた、コツコツ積み重ねていきます。

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