オーナーのつぶやき

管理職スキルの分散化を考える

リラクゼーションサロンの仕事は裏方の仕事がたくさんあります。

当店のように人を雇う形で業務をしていると、やらなければならない仕事が沢山でてきます。開業する時には気が付かないのですが、オーナーの仕事はそればっかりになります。

最初はセラピストに負担してもらいたいとも考えていましたが、セラピストは施術関係の仕事をしたくて働いているので、事務処理の仕事を過度に依頼すると、仕事の満足度が下がります。現場から切り離して、外部に依頼するか、オーナーが仕事をするほうがサロンは断然平和になります。

これらの仕事の重要性は強調してもしすぎることはないですが、どうしても集客のための仕事が華やかですし、ウケがいいので、情報発信する人はほとんどいません。

ですが、裏方の仕事ができていないと経営が安定しません。これは断言できます。

一つ一つは、できていて当たり前のことですが、なかなか大変なのです。

たとえば、社会保険の手続きとか、やったことがない人がほとんどだと思いますし、会社に勤務していれば総務部や人事部の人が自動的にやっているように見えるかもしれませんが、結構細かい仕事でルールも複雑なのです。

人が増えてくると、毎月のように社会保険関係の手続きが入ってきて、てんてこまいになります。

こうした仕事は社会保険労務士の先生にお願いすればいいですが、それ以外のサロンの実務の仕事というのもアウトソーシングするように考えないといけません。

その他の仕事も沢山ありますが、自分の中で分解して、どの仕事をアウトソーシングするのか、どのように依頼するのかを考えて負担を減らしていく。

まずはどんな仕事をしているのかを洗い出して、それをどうやって外注していくのか?

それをしないと仕事でパンパンの状態が一向に解決しません。

一つ一つは難しくないので必ずできるはずです。

今年はまだ2カ月ありますので、スタッフに対するマニュアル整備と、裏方用のマニュアル整備を両方できるところまで進めて来年につなげたいです。

オーナーが忙しいから、仕事が滞っているという現状を何とか改善しなければという気持ちでいっぱいです。

スタッフの皆さんが頑張ってくれているので、できる仕事はできるだけ定型化して、働いている人が迷いなく、ミスなく働ける環境づくりを進めます。

 

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