オーナーのつぶやき

サロン業務は毎日同じことの繰り返し?いや違います

リラクゼーションサロンの仕事は、一見すると「同じことの繰り返し」に見えるかもしれません。

朝出勤して掃除をする。タオルやオイルの準備をする。お客様をお迎えして施術を行う。片付けをして、また次のお客様へ。最後は締め作業をして帰る。

毎日ほぼ同じ流れです。半年、一年と続けていると、「ずっと同じことをやっているだけではないか」と感じる方もいると思います。

ですが、実際にはこの同じことの中で、大きな差が生まれています。

繰り返しの中でしか得られない成長

セラピストの仕事は、経験の積み重ねがそのまま実力になります。

例えば、1日3人〜4人のお客様を担当すると、1ヶ月で80人〜100人ほどの施術経験になります。それを1年続ければ、1000人以上のお客様に触れている計算です。

この回数をこなせば、当然ながら技術も接客も変わってきます。

ただし、その変化は日単位ではなかなか実感できません。1日ごとの違いは小さいからです。しかし、3ヶ月、半年といったスパンで見ると、明らかにレベルが上がっていることに気づきます。

お客様が“人”につき始める

サロンを続けていくと、徐々にお客様がセラピスト個人につくようになります。

最初は店舗に対して来店していたお客様が、「この人にお願いしたい」と思ってくださるようになる。いわゆる指名のお客様が増えていく段階です。

これは単なる回数の問題ではなく、信頼が積み重なった結果です。

そしてこの段階に入ると、仕事の質が一段階変わります。

引き出しが増え、対応力が上がる

経験を積むことで、セラピストの中に引き出しが増えていきます。

・このお客様にはこの圧が合う
・このタイプの疲れにはこのアプローチが良い
・このタイミングで声かけをした方が安心される

こういった判断が自然とできるようになります。

つまり、ただ施術をこなすだけでなく、「お客様に合わせて変える」ことができるようになる。この対応力こそが、セラピストとしての価値を大きく高めます。

自分で考え、改善できるようになる

さらに成長してくると、指示を待つのではなく、自分で考えて行動できるようになります。

「ここはもっとこうした方がいいのではないか」
「この流れを変えたら、もっと満足度が上がるのではないか」

日々の施術の中で気づきを得て、それを次に活かしていく。このサイクルが回り始めると、成長のスピードは一気に上がります。

同じことを繰り返しているようでいて、実際には毎回少しずつアップデートされている状態です。

成長は確実に積み重なっている

自分ではなかなか気づきにくいものですが、周りから見ると変化ははっきり分かります。

実際に、先日大阪にいった際に数ヶ月ぶりに会ったスタッフが、以前とは別人のように自信を持って働いている姿をみました。言葉から発せられる向上心・自信、立ち振る舞い、施術への向き合い方、そのすべてに変化が現れます。

人は、思っている以上に短期間で成長します。まして1年、2年と続ければ、その差は非常に大きなものになります。

オーナーの役割は見守ること

この成長を支える上で、オーナーの役割も重要です。

細かく指示を出し続けるのではなく、セラピストが自分で考え、試し、成長していく過程を見守ること。その中で必要なサポートをしていくことが大切です。

セラピストが自立し、自分の力でお客様に価値を提供できるようになる。それがサロン全体の強さにつながります。

同じことの繰り返しに見える日々の中で、確実に積み上がっているものがあります。

その積み重ねが、技術となり、信頼となり、結果として指名や評価につながっていきます。

だからこそ、同じように見えても今やっていることに自信を持ってほしい。
その一つひとつが、確実に未来につながっていると感じています。

いや、私の仕事もそのはずです、セラピストと一緒に成長してまいります。
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