オーナーのつぶやき

新しいアイディアを考えつづけるのはオーナーの宿命

いつもヴィラの仕事のことを考えていると、もっとうまくいく方法はないか、効率的に仕事ができる方法はないか考えています。店舗にいることは最近ほとんどないですが、ずっと考えています。

あまりに考えすぎて、「何かいい方法ないかなあ」

と独り言を家で呟いていることも多々。

嫁からは「夜中になにゴチャゴチャいってんの。うるさいなぁ」

と言われる始末です。

他の人から聞いたら、確かにうるさいでしょうね。

アイディアはふとした時に思い浮かぶ

ですが、それだけ考えていると、ある時にふといいアイディアが浮かぶものです。

従業員ではないので、誰も私に仕事の方法を指示してくれる人はいませんし、自分で考え抜くしかありません。

新しいことを導入しないと先細り

なぜここまで新しいことをすることにこだわっているかというと、常に状況が変化し続けていて、変化しないと世の中に置いて行かれてしまうからです。

ちゃんと仕事をしないとヴィラ平和島に関わってくれている方々みんなに多大な迷惑がかかります。

人は飽きる

それに人は飽きるものです。

セラピストも同じ施術をしていたら飽きますし、お客様もいつも同じ施術を繰り返していると、新しいパターンはないものかなと、口には出さなくても考えるものでしょう。

以前タイ古式マッサージのヒロ先生をお呼びしてワークショップを開いていただいたときもこの話になりました。セラピストは技術が身に付くと、一時次々と新しいことをしたくなるという話です。

タイ古式マッサージヒロ先生のココだけの話(その3)~セラピストはワザに走る~

ワザだけに走るのは問題かもしれませんが、新しい技術を習得したい、成長したいと感じるのは当然のこと。やる気があるセラピストほど、その店舗で学ぶことがなくなったなと思えば、次の働き場所を求めるのは自然なことです。

だから、まだ学ぶことがこの店舗ではあるという気持ちになってもらうような研修制度は常に考えなければいけません。

ヴィラ平和島店は、いつも来てくださるお客様、そしてセラピストのおかげでここまで続いている店舗ですから、その気持ちを汲み取って新しい手を打っていく事が大切です。

現状上手くいっているからと言っても、それがずっとつづくということはありませんし、常に先の手、先の手を考えていかないと先細りです。

アイディアは組み合わせ

新しいアイディアは、全く新しいアイディアが一つポンと浮かぶ形であがってくるということではなくて、むしろAとBを組み合わせたらどうだろうか?Aのアイディアはこうやって応用できるのではないか?というような形で浮かんできます。

新規メニューの開発、研修の方法、セラピストの接し方を他の業界のサービス、本などから盗むことでうまく自分の店に取り込みます。真似して、組み合わせるという感じでしょうか。

そもそも知識を知らないと始まらない

組み合わせるには、知識が必要ですが、その前にそもそも知識を知らないこと、言われてみればそうだなということが多いです。助成金・補助金の話は典型例で、知らない事業主はそもそも存在を知らないので利用することもできません。

その他、思わず人がオトクと感じてしまうようなキャンペーンの作り方は参考になります。町中を歩いていたら、年中キャンペーンのヒントは転がっています。

ブログの書き方も人気ブログの書き方から学ぶことは多いですね。

まずは様々なことに興味をもって知識を吸収しながらよく遊ぶ。オーナーは遊ぶのも仕事のうちです。遊びからアイディアが出てきます。机の上で何時間考えても、いい考えは出てきません(笑)

新規メニューの構想を練る

内部管理のアイディアについては今後さらに現場マネジメントクラスの人を育成するという長期的な目標はありつつも、現段階では私が現地にいなくても回るところまでは整備しましたので、現在新しいメニューについて構想を練っているところです。

ぼんやりとしたところはありますが、まだ、私自身もどんなメニューになるのかは固まっていません。今後、セラピストと一緒にメニューを考えていきます。

時間をかけて店舗に実力をつけていく

店舗をこうしたいという1年先、2年先までのアイディアは常に頭の中にありますが、人が育つのは年単位で時間がかかるものです。理想と現実のギャップはあせらずじっくりと続けて埋めていく。

素晴らしいアイディアがいくらあっても、それを実現できるだけの実力が店舗に備わっていないと導入することはできません。例えば、店舗を開始したばかりでセラピストの技量がまだ十分ではない段階で新しい施術を覚えてもらっても意味がありません。

しっかりとセラピストが実力をつけてから初めて検討することが出来ます。

新しいアイディアを導入して、実力がついているかなと確認しながら、新しい手を次々打っていく。このプロセスを店舗の看板を下ろすときまでつづけることはオーナーの宿命です。

今年の終わりにはまた一皮むけたヴィラ平和島になるよう淡々と準備していきますので、引き続きヴィラ平和島をよろしくお願いいたします。

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