オーナーのつぶやき

店舗のルールに融通を利かせるかどうか

ヴィラ平和島店は働くスタッフが多くなってきました。

そうすると、スタッフと私の間で働き方についていろいろ交渉することが増えてきます。給料の話だったり、勤務時間だったり、ブレイクの入れ方だったりいろいろです。

で、ここだけの話、いろいろ店舗のルールをこれまで融通させてきたこともありました。

でも、最近はちょっとルールを固めなければいけない時期になってきたなと感じています。

人数が少ない時はオーナーの考えがルールそのものであって、はたらいている人も少人数だから納得してくれていたのですが、人数がこれだけ多くなってくると、ルール通りやるということが大切になってきます。

個別の事情を汲んで、ルールを曲げていると収拾がつかなくなってしまいますし、こっそり融通を利かせてあげたりすると、あとからそれが広まったときに収拾がつかなくなります。

良かれと思ってやったことでも、周りの人への悪影響が出てきてしまうかもしれません。「Aさんはこうだったのに、私の場合はどうなんですか」という話になります。

それで結局Bさんにも認めるということになれば、最初から緩いルールを作ってそれを守るという姿勢を示しておくほうがずっとマシです。

えこひいきした結果、それが店舗全体に逆効果になることだけは避けたいです。いちどくすぶった空気が広がると、なかなか取り戻すのに骨が折れます。

といっても融通を利かせてあげたい気持ちはあるのです。人数が少なければ、なにかあってもなんとか抑え込めますが、多くなるととてもじゃないですが手が回らなくなります。

だから、長期的にみんなのことを考えると、特別扱いはしないほうがいい。

特別扱いをするなら、社内のルールで売上など条件を設定して、がんばってその基準を満たしたから特別扱いするという風にするべきです。

もめ事があれば、それはルールに従って判断します。私が大切だと思っている価値観をルール化して、それに沿っているほうが正しいという運用にします。

小さい組織ですので、やろうと思えばできてしまいますが、大切なことは私が都度判断するのではなく、わかりやすく、明快な店舗のルールを従ってスタッフがそれに従って判断することです。オーナー自身も公平にルールを運用するということがこれまで以上に私に求められています。

その場その場でオーナーがいうことが変わるのでは、現場のスタッフも都度私の判断を仰ぐようになり、現場で仕事の判断をしてくれなくなります。

手放して現場で動いてもらうということは、あらかじめ私が仕事の仕方を決めて、その通りに運用してもらうということをしっかり徹底させることです。

 

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