こんにちは。京急平和島駅近くのリラクゼーションサロンヴィラ平和島のオーナーです。
今日は、少しドキッとするタイトルですが…
「スタッフがサボるのはオーナーのせい?」というテーマで、私の考えを書いてみたいと思います。
サロンには「忙しい日」と「暇な日」がある
リラクゼーションサロンを運営していると、どうしても避けられないのが「忙しい日」と「暇な日」のギャップ。
土日など、お客様のご予約がぎっしり詰まった日は、施術・ご案内・片付けと大忙し。
もちろん、合間にしっかり休憩は取ってもらっていますよ(笑)。
一方、暇な日はというと…
・午前中だけ予約があって午後が丸々空いている
・直前キャンセルで急にぽっかり空き時間ができた(涙)
こんなことも日常茶飯事です。
やることがないと人は動けない
暇な時間になると、スタッフ同士でちょっとしたおしゃべりが始まったり、スマホを見て時間をつぶしている様子もちらほら。
…といっても、これは私が現場で目撃したわけではありません(笑)
いつも私は現場におらず任せるようにしていますので、オーナー不在の店舗です。
でも、もし私がスタッフの立場だったら、きっと同じことをしていると思います。
正直なところ、多少のおしゃべりやスマホチェックくらいは全然OKです。
むしろ、ピリピリした空気のサロンなんて、お客様も居心地悪いですからね。
でも、「働いてほしい」「何かしていてほしい」と思うのも、オーナーとしては当然の気持ちです。
なぜならお給料が発生しているわけですから。
しかし、そこで私は気づきました。
人は“やることがない”と、動けないものなんだと。
暇な時間に指示が出せていないのはオーナーの責任
ある日、急なキャンセルで2時間空き時間ができた時、スタッフが私にこう言いました。
「この時間、何しましょうか?」
私は「水が出るカエルを磨いてあげようか?」と返しました。すると、
「そういえば最近ほこり気になってたんです」と、意外と楽しそうに掃除してくれました。
他にも、キャンペーンの相談したら、
「春のおすすめコースを紹介したらどうですか?」と、いいアイデアをくれたことも。
その投稿がきっかけで予約が入った時は、うれしかったですね。
このように、「やることがない」=「オーナーが何も用意していない」ということなんですよね。
暇な時間を“成長の時間”に変える
仕事がなくてスタッフがサボってしまうなら、
「だったら仕事をつくってあげよう!」というのが私のスタンスです。
具体的にはこんな取り組みをしています:
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空き時間用のToDoリストを作っておく
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技術練習やペア施術の時間をスケジュールに組み込む
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SNSやブログのネタ出し会議を開く
-
備品チェックやリネンの整理を依頼する
スタッフが“暇”を“成長の時間”として過ごせるような仕組み作りをしています。
もっと言えば…サボる余裕があるのは集客不足
我ながらちょっと耳が痛い話ですが…
そもそもスタッフが暇になるのは、オーナーである私が集客を頑張っていないからなんですよね。
予約がいっぱいなら、スタッフは自然と動きます。
なので私は「サボってるな〜」と感じたら、「私の出番だ!」と思うようにしています。
スタッフは鏡。サロンの空気をつくるのはオーナー
スタッフがサボるのは、決して怠けているからではなく、
「何をしていいかわからない」「指示がない」からです。
そんなとき、「サボらないでよ!」と責めても意味はありません。
それよりも、「どうすれば充実した時間を過ごせるか」を一緒に考えていく方が、
スタッフのやる気も自然と引き出せると思うんです。
最後に
スタッフがサボっているように見えたら、まず自分に問いかけてみる。
・やることを明確に伝えられているか?
・成長や楽しさを感じられる時間になっているか?
・そもそもサロンが暇になっていないか?
サロンの雰囲気は、オーナーである私の行動や空気感で大きく変わります。
これからも「働きやすくてやりがいのあるサロン」を目指して、改善を重ねていこうと思います。