参入障壁がなく、サービスの質に差が出にくいリラクゼーションサロンでは、最後は人の力がすべてです。
セラピストが情報発信を積極的にできるか
わずかな差をつけるその要素の一つがマーケティング力であり、情報発信です。
お店の公的なものであれば、ホットペッパービューティのブログ、インスタ、メルマガ、インフォメーションの更新です。また私的なものであれば、このブログは私的なものといえるでしょう。
情報発信というのは、すぐに結果が出るものではありません。
ただ、続けていけば必ず「結果の種」は積み上がっていくものだと感じています。
リラクゼーションサロンにおいて、人気があるかどうかの一つの指標は、やはり「指名が取れるかどうか」です。
サービスの良さ・施術のうまさは一要素にしかすぎない
技術が高い、施術が気持ちいい、接客が丁寧。こういった要素が揃っているセラピストは、自然と指名が増えていきます。
ただ現実として、すぐに指名がつく人ばかりではありません。
むしろ多くの方が、がんばっているのに「なかなか指名につながらない」という壁にぶつかります。
技術に磨きをかけたくなる気持ちはわかりますが、それだけでは指名には効果は出ません。
再度ご来店いただくレベルからさらに「指名」をいただけるレベルになるまでには総合的なレベルアップが必要です。
技術は一つの要素にしかすぎません。接客・会話・間のとりかた・お店の雰囲気その他いろいろな要素が組み合わさって再来、指名につながっていきます。
総合100点満点だとしたら、技術は60点ぐらいです。技術だけでいけないのであれば、それ以外の要素で頑張り、ファンを増やすというのも大切なことです。
もし今指名がついておらずファンとなるお客様を増やしたいのであれば、やるべきことは明確です。情報発信です。
施術だけで頑張る、現状で指名がとれている。
それで指名がとれるのであれば何も言いません。ですが、リラクゼーションサロンの来店動機は、施術が上手いだけではありません。あのセラピストさんに会いたいな、施術してほしいなという気持ちにお客様がなってくださるかどうかです。
自分がどんな思いで施術しているのか。
今日どんなお客様と向き合ったのか。
どんなことを考えながら日々過ごしているのか。
こういったことを、どんどん発信していけばいいんです。
当店ではヴィラのブランドやホットペッパービューティの力、SEO、MEOの力でマーケティングをしていて、常に新規のお客様をある程度来てくださる状態にしていますので、なかなか切迫感が持てないのは仕方がありません。
その環境をさらに活かして、本当に指名が欲しければ情報発信はおすすめです。
例えばこのブログ。
オーナーの私は、現場にいないので指名が付きませんが(笑)、読んでくださっている人はいるのでもし施術に入るのであればそれなりに効果はありそうです。
このブログは「これで直接集客しよう」と思って書いているわけではありません。日々考えていることは、そのままにしておくと流れていってしまう。だから記録として残している、という側面が強いです。
それでも、お客様の中には親近感を覚えてくださる方はおおいのです。セラピストから間接的に聞いた話になりますが。
オーナーセラピストではなく、施術にでないオーナーは、働きやすい環境を作る人事労務担当であり、集客を担当するマーケターであり、裏方実務の業務改善をしつづけるプログラマであり、関係する業者の方のコーディネータであり、備品発注担当者であり、経理担当者です。
現場以外でやることがありすぎるので、現場はセラピストにおまかせするしかありません。
あったこともない人に親近感を覚えるくらいなのです
このようにオーナーは全く持って黒子の存在ですから、お客さまの前に立つことはありませんが、他店舗のオーナーの方など私のことを知っている人には親近感を持ってくださっているとでしょう。
会う前から「信頼」が少し積み上がっている状態なんですよね。
初対面というのは、本来お互いに探り合いの状態です。
どんな人なんだろう、どんな雰囲気なんだろう、と。
でも、事前に情報発信をしていると、そのハードルがぐっと下がる。
「なんとなく知っている人」からスタートできる。
また、その後ももっとその人のことを知りたいと思ったときに、情報発信を続けていると人となりを知ってもらうことが出来ます。時間が少なくても親近感をもってくれるんですよね。
なぜそのような思いを持ってくださるのかについてはいろいろ理由がありますが、やはりごまかしがきかないということでしょう。
性格がにじみ出て、安心感が生まれる
大体これだけ長いこと文章を書いていれば、性格をごまかすことはできません。ごまかしきれたら大したものですが、結局ごまかしていいいこと書いたって経営は続けられません。
ひとりでやっていれば、そこまでボロはでませんが、10人以上のセラピストと働いていますので、アホなことしていたらセラピストはすぐに店舗を離れていってしまいます。
私なりに一生懸命やっているつもりですが、至らないところがあり私の店舗に愛想をつかしてでていったセラピストも複数います。
なので正直な配信しかできません。
セラピストがガチで情報発信したらすごいことになる、でもほとんどやらない
お客様に施術したことがあるセラピストであれば、人となりがわかっているのですから、情報発信の効能はすごいです。
だから私は、本当に指名のお客様が欲しければ、給料を増やしたければセラピストの皆さんにも情報発信をおすすめします。
でもなかなかできないですよね。面倒だし、時間はかかるし、効果出るかどうかわからないし。休憩時間は休みたいし。
現状、オーナーの私がブログをかけ、インスタグラムを配信してくれと言われたから店舗の分についてはやっているとおもいます。
それ以上のことを自発的にやるのは大変だと思いますし、やらされてやっても成果が出ないし、ストレスがたまるのでいいません。
ここまで書いてきてなんですが、自分で本当に腑に落ちて、「ああ情報発信したらいいことあるんだな」と思えないなら、やっても意味がないです。
でも、本当に自分のお客様が欲しければ情報発信に対する感度はかわってきます。
独立したら指名のお客さまだけで集客する
独立したセラピストで、自分一人でお店を持っている方であれば、わかると思います。
一人でセラピストをするということは、なんとなくお店のブランドやサービスに惹かれるということはなく、ご来店はすべて指名のお客さまです。それだけ一生懸命やらないと指名が来ないということです。
独立するというのは、全員指名のお客様を作るということですよ。
そこまでの意識をもって、いやその半分でも情報発信することが出来れば、店舗で勤務している人はお店のブランド+自分の発信でかなり指名にプラスの効果が出ます。
やり方が分からない、うまくいくか不安、面倒くさい、はずかしいという気持ちはわかります。
でも、まずはやること。
完璧な内容じゃなくていい。
短くてもいい。
続かなくても、また再開すればいい。
大切なのは、「発信する」という行動そのものです。
じゃあ生成AIで自動化・・・それでうまくいくわけがない
今や生成AIでいくらでもブログのコンテンツをつくることはできますので、やらないのはすべていいわけです。
こうはなすと、2~3行だけのプロンプトでブログ記事をかいてもらおうとする人がほとんどなのですが、それは意味がありません。
本当に意味がありません。
文章に自分の考え・体験がのってないと薄っぺらい文章ができあがるだけです。
いやいや、あなた(オーナー)も生成AIつかっているでしょ、という声が聞こえてきます。
つかっていますが、あくまで骨子は自分で作ってその肉付け、整理につかっているのです。
店舗を代表して書く、公式の情報発信については、内容が最大公約数的なものになりますので、生成AIまるだしの文章でも一定の効果がありますが(大手とよばれる業態の広告をみてください。誰からも刺されないように丁寧で消毒して味がないような文章ばかりでしょう)、
セラピストが自分自身の投稿で、自分の考えがないのに借りてきた言葉で文章を量産しても意味がありません。
よくウェブマーケターが、忙しければ生成AIで投稿すればいいという人がいますが、あれを信じて生成AIで文章を乱造しても効果がなくて疲れるだけです。
自分の考えを雑でもいいから、書き出す、話すというプロセスがないと意味がないです。
なお、この投稿については、読み手に複雑な感情が沸き上がるように、わざと焚きつけるようにクセを強めにして文章を書いています。
もし何か言いたくなったら、それは私の思い通りにひっかかっているということです(笑)
続けることでうまくなる
情報発信は、サロンの技術練習と同じです。
最初から上手くできる人はいません。でも、続けていれば必ず上達します。
情報発信も同じで、やればやるほど、自分の言葉で伝える力が磨かれていきます。
そして、その積み重ねが、やがて信頼となり、指名へとつながっていく。
最終的には、指名や収入という形で結果が返ってきます。
やるかやらないか。
本当にシンプルですが、この差は時間が経つほど大きくなります。技術と同じくらい集客するための努力が必要なのです。それをわかっている人は伸びるし、将来的に自分の店を持つことが出来ます。
それはきっと、自分の可能性を広げる大きな一歩になるはずです。
