ヴィラ平和島は2022年5月末に開業してから1年半は1年と少し経ったお店です。
ありがたいことにたくさんのお客様がいらっしゃいます。
昨日、店舗に行ったときにセラピストと話していたら、
という話になりました。
確かに予約状況を確認してみると、初めてのお客様も引き続きいらっしゃいます。
セラピストを育てるのは時間がかかる
なかなか予約がとれない、というお声への店舗の対応としては、勤務するセラピストの人数を増やすしかありません。
お客様がたくさんリラクゼーションというサービスを購入してくれるからといって、物販のようにすぐに仕入れの量を増やすことができる商売ではありません。
ではセラピストに長時間働いてもらうということができるかといっても、体力勝負の仕事なのでセラピストが一日に働くことが出来る時間も限られています。
なのでじっくり時間をかけて新しいセラピストを育てていくほかないのです。
未経験者は丁寧な指導が必要
特に当店は未経験の人を採用して、一人前のセラピストになるまで育成する方針なので、経験者採用よりも時間がかかります。これまで業界経験がある即戦力のセラピストを採用するのであれば、そこまで教育にはコストはかかりません。でも、未経験者を育てるのは時間がかかります。
といっても私の場合、リラクゼーションサロン業界未経験でいきなりオーナーとしてこの仕事をするようになったので、未経験の人を育てるのがむしろ当たり前という感覚です。
人を育てるのは当たり前だよね、という気持ちで採用活動をいつも行っています。
最低でも3ヶ月はかかります
店舗にあう人か、やる気はあるかを見極めて採用する。その人のスケジュールにあわせて、効率よく研修するためのカリキュラムを組む。その人の進捗状況を見ながら調整していく。
開店準備、閉店、掃除・洗濯など施術以外に細かい仕事もたくさんありますので、それらの仕事も覚える。
施術をしていくなかで、次第に手技が身体にしみこんでいくにつれてようやくお客様とコミュニケーションに気を配れるようになっていく。
ヴィラで提供している全ての施術を覚えてデビューするには、最低でも100時間は研修時間がかかり、それ以外の仕事もこなしてもらうので、店舗で働きだしてから3ヶ月ぐらいでビギナーとしてデビュー、半年ぐらいで少し仕事になってくるかなという感じです。
丁寧なコミュニケーションが研修中のオーナーの仕事
一年ぐらいサロンオーナーを経験して、採用する時点で今後はこういうスケジュール感になるなということが自然と頭にはいってきます。
現場で指導するのはセラピストで、私は彼らに細かい仕事は全部任せていますので、研修が始まってからの私の役割は直接指導ではなく、コミュニケーションになります。
新しい人が挫折しないように、丁寧にセラピストをこれからも育てていきます。