オーナーのつぶやき

こまごまとした仕事

リラクゼーションサロンのオーナーの仕事は地味な仕事が多いです。この地味な仕事をどこまで徹底的にできるかというのが成功の秘訣です。

難しいことではないです、当たり前を究めるということです。他の仕事にも共通していることかもしれませんが、守備範囲が幅広いので、すべての分野について一定の知識を持っていないとうまく現場をコントロールすることができません。

ある程度経営が軌道に乗ってきて、セラピストだけで現場の運用ができるようになると、オーナーが現場に行かなければならない仕事はなくなります。私も用事がなければ1カ月くらい行かないこともあります。

ですが、そのかわり裏側で細かい仕事を結構やっているものです。

ここ23日の仕事を思い出してみますと、いくつがありました。

セクハラ対応

まずはセクハラをする顧客の対応です。セクハラをする顧客については、すぐに出入り禁止にしているのですが、それでも名前を変更したりして申し込んでくることがあります。

そうした場合には強い口調で出入りを禁止しなければなりません。外国の方だったので、外国の人向けに丁寧勝つ毅然とした文章を作成して、来店前に連絡しました。

これだけだと足りないので、事前の同意書を書いてもらうことの徹底と、店内のポップの作成の依頼などもしています。

雇用保険の手続き

次いで雇用保険の手続き。雇用関係にあるスタッフが退職する場合には基本的に雇用保険をすぐに脱退することになりますので、雇用保険を抜ける手続きをしなければなりません。これも離職票ありのパターンと、そうではないパターンがあります。

 

今回は私の勘違いでイレギュラーパターンでの処理となってしまっていたので、電子申請で何回も差し戻しになっています。

最初から答えを教えてくれればいいのですが(役所に行けば丁寧に教えてくれます)、基本的に社会保険や雇用保険の手続きは担当者が知っていることを前提としています。

電子申請だと、自分一人の力でまずは回答を作成して提出しなければなりません。間違えたら何度も役所のルールにしたがってやり直さなければなりません。

初めて聞くルールで困惑します

間違えるたびに「そんなルールあるの?初めて聞いたんですけど。。」という話ばかりです。

勉強になるといえばそうなんですけど、今後もまた新パターンが出てきてそのたびに時間とうリソースを削られていくのがつらいので、そろそろ外部を使う時が来ているのかなという感じはします。

ホットペッパービューティの予約キャンセル対応

それから、ホットペッパービューティから連動して入ってきた間違った予約について、お客さまにお詫びのご連絡と修正対応です。登録ミスでお客様に迷惑をかけてしまいました。

公式のカミングスーンだけではなくホットペッパービューティからも予約を受け付けているのでその設定も細かく見ないとミスが起こります。特にだれがどの施術ができるという設定は見落としがちなので細かく見る必要がありますね。

キャンペーンの立案

今月のキャンペーンの立案もしていました。毎月やったほうがいいのはわかっていますが、なかなか手が回らなくてできていないこともあり、出遅れてしまいました。一度取り掛かることができれば以外に短期間でできるので、取り掛かりが遅いのが問題です。自分の時間配分のヘタさを突き付けられてしまった格好です。

メルマガの執筆

お客様向けのメールマガジンの執筆。これも現在は私が書いています。

書けば書くほど滑らかに文章がかけるようになるので、セラピストにも書いてほしいですが、お任せすると生成AIをそのまま使って書いてしまいます。それだとお客様にあまり響かないんですよね。

ただ、どんな文章をどのように書くのか?という指示をマニュアルで作成していないです。

また、セラピストに書いてもらうということになると、ある程度の期間はできなくても粘り強く指導をして、スケジュール内に作成してもらうように指導しなければなりません。

意図を説明する、マニュアルを作成する、仕事をさせてみる、間違っていれば教える、これらのことをすべてやるということでもあります。オーナーのように自発的に動く人ばかりではありませんから、条件が整っていない中で作ってくれというのも酷な要求です。そのあたりもマニュアル化しないといけません。それまでは私が作成していくしかないかなと。

経理の入力、社会保険の手続き

そのほか経理帳簿の入力、社会保険加入手続きの電子申請もしていました。社会保険の電子申請は大体こちらが間違っていて一度差戻しになることが多いです。

その通知がXML形式で見ることができずに面倒くさいなと思って紙でこれまで出していたのですが、なんとか見る方法を見つけながら対応しています。

それにしても、住所・電話番号・雇用保険適用事務所番号など、同じような情報を何枚にもわたって複数回書かせるというのは何とかならないのかなと思います。

事務所ごとに既存の情報を登録することができれば作業量は減るのですがマイナンバーとか取り扱いの難しい情報もありますので、これまでの紙ベースの作業が温存されてしまっているのでしょう。

備品の発注

備品の発注などこまごまとした仕事を毎日のようにしています。使っているオイルがそろそろ在庫切れになってしまうので、その発注やホットストーン関係のものを発注していました。

オイルが切れた、アロマがきれた、ペーパータオルがない、など様々な消耗品の発注も速やかに実施です。

こうやって書いていくと、まあ細かい仕事が多いですね。これらがちゃんとできたうえでマーケテイング関連の仕事やスタッフのモチベーションアップの仕事ができるようになります。一日たりとも気が抜けないなあという感じです。

自分がやるべきことが見えていないともいえる

ただ、もっとたくさんの店舗をされている経営者の方もいますので、自分が他人に任せることができていないからということかもしれません。

例えば、社会保険や雇用保険については社会保険労務士の方にお願いすれば間違いなく処理してくれますからね。

現場は任せているのであまり顔を出すことはありませんが、その裏では幅広いことを細かいことをコツコツやっています。繰り返しですが、これがどれだけできるかが繁盛店かどうかをきめます。

書き出してみると、これは自分が今のところやっているなあとおもいますが、これらの仕事も少しずつ切り出していって、自分のやることを減らしていかないと次のレベルには行けないなと思います。

すべてを把握しているという意味ではいいのですが、物理的に忙しくて他の仕事ができないということになりがちですから。

こまごまとした仕事をだれかがやらなければならないので、それを自分でやるか他人に任せるかということですね。

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