オーナーのつぶやき

「あたり」の確率が低い仕事の向き合い方

リラクゼーションサロンを経営していると、採用というのは本当に難しい仕事だと感じます。
何十人、何百人と見ていく中で、「この人だ」と思える人はほんの一握りです。

しかも、その一握りの中でも、タイミングや条件が合わなければ採用には至らない。
結果的に、本当に一緒に働くことになるのは数人です。

成果は数人でも価値がある

ただ、この“数人”が非常に重要です。
店舗の空気を作り、サービスの質を左右し、売上にも直結する。

だからこそ、確率が低いとわかっていても、この活動を止めるわけにはいきません。
むしろ、やり続けることそのものに意味がある仕事だと思っています。

続けることが前提の仕事

採用も、集客も、すべてそうですが、基本的には積み重ねの仕事です。
一回やったから結果が出るものではありません。

むしろ、やってもやっても成果が出ない期間の方が長い。
それでも続けた先に、ある日ポンと成果が出る。

数ヶ月成果が出ないのに同時に2人いい人が採用できることもある。大阪の店舗ではまさに今そんな状況で研修を進めています。

だから、「確率が低いからやらない」という判断をしてしまうと、
一生結果は出ないまま終わってしまいます。よく言いますよね、成功と失敗を分けるのは、成功まで続けるかどうか、と。

逆に言えば、「確率が低くても成果が出る」とわかっているなら、
それはやる価値があるということです。

問題は、その確率を信じて続けられるかどうか。
ここが経営者としての分かれ道だと感じます。

急に今までの正解が通用しなくなる

一方で、最近感じているのは、
「今まで成果が出ていたやり方が通用しなくなってきている」ということです。

採用はトレンドが大きく変化するので、これまでのやり方が通じなくなったりします。大きいところでは人手不足にインフレがあいまって、新型コロナ禍のときとは全く採用の環境が変わったこと。ちいさいところでは、お祝い金の取り扱いがかわったりしたことも挙げられます。

採用のやり方一つとっても、
以前は反応があった方法で人が来なくなっている。

理由は様々だと思います。
給与の問題かもしれないし、見せ方の問題かもしれない。
そもそも市場が変わっている可能性もあります。

続けること、という表現と逆説的かもしれませんがここで怖いのは、「前はこれでうまくいったから」と同じことを続けてしまうことです。
確率が低い仕事だからこそ、やり方自体がズレていると、延々と成果が出ません。

だからこそ、続けると同時に見直すことが必要になります。

中途半端でもいいから試し続ける

ではどうするかというと、結局は試すしかありません。
しかも、一度やってダメだったからといってすぐにやめるのではなく、
ある程度の回数はやってみる。

スカウトを送るのでも、文面に一定の工夫をしてそれを継続して送ってみる。一か月その調子でつづけて、反応がどう変わったかを確認してみるという具合です。

中途半端に見えるかもしれませんが、
ゼロよりは圧倒的にいいです。

完璧な打ち手を探して動けなくなるより、
仮説でもいいから動いて、結果を見て修正していく。

この繰り返しが、最終的に精度を上げていきます。

既存のスタッフがいるからこそ採用はできる

そしてもう一つ大事なのは、今いるスタッフのケアです。
新しく人を増やすことばかりに意識が向くと、既存のメンバーが疲弊してしまう。

採用と同じくらい、今いる人を大切にする。
これも確率を上げる行動の一つです。

平和島店のスタッフも、河内松原駅前店のスタッフも、私がいなくてもしっかり働いてくれる働き者がそろっています。本当にありがたい限りです。

結局のところ、この仕事は派手な変化はありません。
地味な積み重ねの連続です。

それでも、その積み重ねの中でしか結果は出ない。
そう割り切って、今日も一つ一つやっていくしかないのだと思います。

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