オーナーのつぶやき

数字を積み上げて、わかりやすく見せる

前回、AIを使ってデータを集め、経営に活用する仕組みを作っているという話を書きました。

今回は、そのもう一歩先の話です。

データを整備していく中で、

「これ、スタッフへのフィードバックにもっと使えるよな」

と思うようになりました。

商売である以上、数字は大切

私もセラピストのみんなも、毎月いろいろな数字を見ています。

やっぱり商売としてやっている以上、数字はめちゃくちゃ大事です。

売上はいくらだったのか。

指名は何件いただけたのか。

目標に対してどこまで到達しているのか。

店舗全体の売上はどうだったのか。

そして、インセンティブはいくらになるのか。

こうした数字は、これまでもずっと見てきました。

ただ、最近改めて思ったんです。

それだけに数字を使っていたら、もったいないなと。

「今月頑張った」は伝えてきた

もちろん、今までもスタッフには、

「今月これだけ売上があったね」

「今月はこれだけ指名をいただけたね」

「今月すごく頑張ってくれたね」

という話はしてきました。今月のデータをつかって。

その月、その瞬間の頑張りについては、数字を見ながら伝えることができます。

でも、今回データを整理していて、自分自身ちょっと反省したことがあります。

それは、

「この人が入社してから今まで、どれだけ頑張ってきてくれたのか」

ということを、きちんと見える形にして返せていただろうか、ということです。

本当に見たいのは「点」ではなく「線」

たとえば、今月の売上が50万円だったとします。

50万円という数字だけを見れば、

「今月は50万円だったね」

で終わります。

でも、その人が入社したときは20万円だったかもしれない。

それが25万円になって、30万円になって、40万円になって、そして今50万円になっているのかもしれません。

指名だって同じです。

最初は月に数件だったものが、少しずつ増えて、半年後には10件、20件といただけるようになっているかもしれない。

そう考えると、「今月50万円」という一つの数字だけでは、その人の頑張りは分からないんですよね。

大切なのは、その数字に至るまでの過程です。

点ではなく、線で見る。

そのためには、今月のデータだけではなく、入社してからのデータをずっと蓄積しておく必要があります。

「あなたはこれだけ頑張ってきた」を見えるようにしたい

これは会社がスタッフを評価するためだけのものではありません。

むしろ私がやりたいのは、

本人に、自分がこれまで積み上げてきたものを見せてあげることです。

毎日仕事をしている本人は、意外と自分の成長に気づきません。

昨日と今日では、それほど大きな違いはないからです。

でも半年、1年という単位で数字を並べてみると、

「こんなに売上が伸びていたんだ」

「こんなに指名が増えていたんだ」

「この時期から安定してきたんだ」

ということが見えてきます。

グラフにすれば、もっと分かりやすいでしょう。

毎日少しずつ積み上げてきたものが、一本の線になって見えてきます。

数字は人を管理するためだけのものではない

数字というと、どうしても「評価される」「管理される」というイメージがあります。

もちろん会社ですから、評価にも数字は使います。

でも、それだけじゃない。

数字は、その人が頑張ってきた証拠でもある。

私は今回データを整理していて、そこに改めて気づきました。

会社側だけがデータを持って、

「今月はいくらでした」

「インセンティブはいくらです」

と伝えるだけでは、やっぱりもったいない。

入社してから現在までの数字を蓄積して、その人自身にも見てもらう。

そして、

「あなたはここまで積み上げてきたんですよ」

ということを、ちゃんと伝える。

そんなフィードバックができる仕組みにしていきたいと思っています。

データを使った経営というと、なんとなく冷たい印象があります。

でも、使い方次第では逆なのかもしれません。

感覚的に「頑張ってるね」と言うだけではなく、

その人が頑張ってきた軌跡を、数字できちんと残してあげる。

これもデータを蓄積する大きな意味なんじゃないかなと、最近は思っています。

何とか整理できたので、今後は毎月定期的に提供していきます。

 

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