サロンを運営していると、「一日も休みがない」と感じる瞬間はありませんか?
実際には私自身、毎日サロンに出勤しているわけではありません。
でも、頭の中からサロン経営のことが離れることはほとんどありません。スタッフの方々はオフの日に仕事を忘れられるかもしれませんが、オーナーである私にとっては難しいですね。
とくに、赤字続きのときはもう気が気ではありません。
「次の月の資金繰りはどうしよう」「広告費はどう工面しよう」など、悩みはつきません。ここはきつい。もどりたくない(笑)
もちろん黒字だったら少しは気が楽になりますが、それでも「今後の成長のためには何をすべきか?」と常に考えを巡らせています。
毎日取り組んでいることが“質”を上げる
そんな中でも私がオーナーとして、毎日少しずつでもコツコツと続けていることがあります。
- 新メニューの開発
- ブログやメルマガの更新
- リラクゼーション関連の読書
- 他店舗の研究
- 広告やSNSを使った集客戦略の検討
そして、こういった活動から得た“気づき”を、実際に文字に起こすことが大切だと思っています。何かを学んだら書き出し、頭の中で整理してみる。これを続けるだけで、オーナーとしての質が高まるんですよね。
書くことで頭の中が整理される
考えていることをアウトプットする最大のメリットは、“頭の中の整理”ができること。
- 「あ、これ新メニューとして面白いかも」
- 「広告費の使い方をもう少し見直したほうがいいな」
- 「他店の施策を、自分のサロン流にアレンジしたらどうなるかな?」
こういったアイデアや課題が文章化されると、問題点や改善点がより明確になります。日々の経営の悩みも、「書く」という行為を通じて具体的な行動プランにつなげることができるんです。
ファン作りにも効果的、スタッフへのメッセージ手段にも
毎日発信を続けていると、自然と“ファン”ができるのも大きな利点です。
- 更新の習慣化:ブログやSNSを見てくださる方が「今日はどんな記事がアップされたのかな?」と楽しみにしてくれるようになります。
- オーナーの人柄が伝わる:文章を通じて経営者の思いがダイレクトに伝わるので、サロンに対する愛情やこだわり、そして人となりが深く理解してもらえます。
さらに、当店で働くスタッフもブログやSNSを見てくれているので、直接言いづらいことや、普段口頭では伝えきれない想いをしっかり言葉にして届けられるのもメリット。何気なく書いた内容が、スタッフの励みになったり、共通の目標を意識しやすくなったりするんですよね。
大変だけど、だからこそ価値がある
正直、毎日続けるのは簡単ではありません。忙しい日もあれば、疲れて書く気力がない日もあります。それでも、できる限り毎日更新していく意志を持つことが、自分自身の成長につながっていくと信じています。
- 「昨日は書けなかったから、今日はしっかりやろう」
- 「ネタが思いつかないけど、昨日の学びを振り返ってみよう」
こんなふうに切り替えながら継続していけば、必ずやオーナーとしての視点は広がっていきますよ。
毎日投稿で経営者としての質を高める
もし「忙しくて手が回らない」と感じても、ほんの数行でもいいので、今日の気づきを書き留めるようにしています。まずは、問題意識を認識することが大切です。
書くことで見えてくる新しい発見が、サロンの未来を大きく変えるのです。