前回の投稿で、「月3,000円で何人もの専門家を雇える時代になった」という話を書きました。
ライター、編集者、シナリオライター、アイデアマン、プログラマー。以前ならそれぞれ別々の人にお願いしていた仕事が、生成AIを使えばかなりの部分まで対応できるようになっています。しかも月数千円です。これは冷静に考えると、とんでもないことです。
人が絶対に必要な仕事もある
もちろん、すべての仕事がAIに置き換わるわけではありません。
例えば私たちのリラクゼーションサロンです。施術は人が行います。お客様の体に触れ、力加減を調整し、会話をし、その場の空気を感じながら施術する。これは今のところAIにはできません。
だから施術者という仕事はこれからも必要ですし、現場で人と向き合う仕事はこれからも価値を持ち続けると思います。
衝撃なのはクリエイティブ領域
私が本当に驚いているのは別の部分です。
以前は「クリエイティブな仕事はAIには無理」と言われていました。文章を書く、企画を考える、漫画を作る、構成を考える。こういった仕事は人間だけの領域だと思われていました。
ところが今は違います。生成AIはそこにまで入り込んできています。しかもかなり高いレベルで。これは本当に衝撃的な変化です。
一人でビジネスを組み立てられる時代
昔なら何人もの仲間が必要だったことが、一人でもできるようになってきました。
もちろん全てを一人でやるべきとは思いません。しかし、選択肢として可能になったことは非常に大きいと思います。
だからこそ、「自分は何をやるのか」という問いが以前より重要になります。AIに任せる部分と、自分がやる部分。その線引きを考えなければいけません。
最後に残るのはストーリー
そんな中で私が思うのは、最後まで価値が残るのはストーリーではないかということです。
人は物語に惹かれます。ドラゴンボール、ワンピース、キングダム。どれも物語です。
なぜ人気なのか。それは強いからではありません。その過程があるからです。失敗がある。挫折がある。苦悩がある。だから応援したくなるのです。
大谷翔平選手にも物語がある
今の大谷翔平選手を見ると、ホームランを打つのも当たり前。盗塁するのも当たり前。活躍するのも当たり前。そんな風に見えてしまいます。
でも最初からそうだったわけではありません。
二刀流を宣言した時は「そんなことできるわけがない」と言われました。メジャーリーグに行く時も「どちらかに専念した方がいい」と言われました。ケガもありましたし、苦しい時期もありました。
それでも続けた。だから今の姿があります。
人は結果だけではなく、その過程に心を動かされるのだと思います。
誰にでも物語はある
私自身、大成功しているわけではありません。
失敗もたくさんあります。転んだこともあります。思うようにいかなかったこともあります。それでも少しずつ前に進んできました。
4年間、こうして文章を書き続けています。考えたことを発信し続けています。その積み重ねが今の自分を作っています。
特別な人だけに物語があるわけではありません。誰にでも物語はあります。
大切なのは、その物語から逃げないことです。
AI時代だからこそ人間らしく
生成AIはどんどん進化していくでしょう。できることも増えていくでしょう。
しかし、悩んだこと、迷ったこと、失敗したこと、挑戦したこと、そこから何を学んだのか。それはその人にしか語れません。
だから私は、AI時代だからこそ、人間らしい体験や経験がより価値を持つと思っています。
うまくいかない時もある。遠回りすることもある。それでも愚直に前へ進む。
その積み重ねこそが、人を惹きつけるストーリーになるのだと思います。
