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1人を採用するには、何人も採用する必要がある

リラクゼーションサロンを経営していると、人の入れ替わりが激しいなあということです。それでも当店は本部に聞くと人の入れ替わりが少ないほうなので、当店に愛着を持って働いてくれるスタッフがおおく、ありがたいなあと思います。

セラピストを採用すると、まずは研修があります。2~3日の研修でどうにかなるものではなくて、全部手技を覚えるとなると最低でも1カ月、いやどうしても3ヶ月くらいはかかります。

最初から最後までやりぬいてくれる人ならいいのですが、それは面接ではわかりません。特に未経験者だとわかりません。働いてもらって、どんな人かを見ていくことになります。

いろいろ事前にテストをすることもありましたが、結局は働いてみないとわからないです。1カ月くらいすると環境にも慣れてきてその人の個性や働き方がわかってきます。そこからが本番です。

オーナーがこんなことを言ってしまうとなんですが、そこそこ頑張ってくれれば私はいいと思っています。

もちろん頑張る人にはどんどん頑張ってもらい、新しい手技を覚えて収入も増やしてほしいですが、セラピストとして働くというのは様々な動機がありますので、ぼちぼち働いてくれる人かな?というのを話を聞きながら見ています。

全力を出し切って働き続けられる人はいいのですが、人間調子がいい時も悪い時もありますので、ほどほど頑張れるレベルでいいかなと。その人によってそのレベルはちがうので、少しずつ上達してもらいながらも一定のレベルで頑張ってもらうほうがいいです。

ただ、どうしても資質を見極められない以上、当店に合わない人、セラピストとして合わないという人も採用することになります。最初の段階からは見極めることはできないからです。

みんな最初は「はい、頑張ります!」といいますし、やる気もあるのですが研修を始めてみると様子が違ってくることがあります。

当店のいっていることが、求人広告と違うということもあるかもしれません。それは反省材料としています。

いずれにしても、現実問題、半分くらいのスタッフは研修の時点で脱落します。

やる気にあふれる言葉を信じて裏切られるのがつかれてしまうので、私は新しくスタッフが入ってきても、まずは働いてみてからだな~と思っていますし、「頑張ります!」といっても「おはようございます」ぐらいにしか感じていません(そうしないと、本当に心がおれちゃいます)

いろいろな出来事を経験しながらここまで残って働いてくれているスタッフ達にはもちろん感謝していますが、すぐにやめてしまう人が多いのも事実なんです。

だから、当店にあった人を1人採用するには、2人、3人と採用してようやく1人が残っていくというぐらいの気持ちで採用しています。

なかなか骨の折れるプロセスではありますが、次第に人がそろってくると店舗のカラーが決まってきて、当店に合わないひとはあまり不思議と応募が来なくなってきます。平和島店の募集では、最近はカラーにあった人の応募が増えています。

大阪の河内松原駅前店は、すこしずつカラーが決まってきたのでこれからの人は次第に河内松原駅前店のカラーにあったひとの応募が増えてくるでしょう。

最初はオーナーの視点がさだまらず、店舗の方針もかたまっていないものです。その状態は求人広告にも表れてしまうのでブレが出てきます。

人がそろうまでは、鬼のように求人作業をコツコツ頑張るしかないのです。

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