少し前、インドネシアに仕事で行っていたころ、息抜きにマッサージをよく受けに行っていました。
今ならば仕事のブログを書きまくるところですが、当時はやることがありません。ショッピングモールにでかけたり、気分転換に街のマッサージ屋さんにいったりしました。
私が言っていたマッサージ屋さんは街のショッピングモールにあるベッドが並べられていて、カーテンで仕切りをするタイプのお店、ミトラセハット(mitra sehat)です。カーテンで仕切られていて、病院の一室のような感じ。
ジャカルタにはたくさんありました。店名は日本語で言えば「健康の友」という感じでしょうか。
アジアンリラクゼーションヴィラのように男女共用のマッサージ屋さんです。
価格が安くて一時間1000円くらいだったでしょうか。今ではインフレでもう少し値上がりしているでしょう。
マッサージを担当する人は女性でしたが、どの方もシッカリと圧をかけてくれる人が多く、力が足りないと感じた人はいませんでした。
最初に一通り背中のマッサージが終わると、「指圧をするか?」と聞かれます。
ときくと、ニッコリ笑いながら足で背中に乗るしぐさをします。
ものは試しにお願いすると、そのままベッドの上に乗り、背中の上にのってくるのです。
背中から容赦なくつづけられるストンピング攻撃。背中は平らではないので、のっているマッサージ師も足がすこしゆらゆらしています。ちょっとバランスくずすとグリっとした刺激が来ます。
小柄な女性でも背中に乗られるとかなりの圧です。一通り背中を踏んでもらって「シアツ」は終了したのでした。
施術がおわって上をむくと、施術ベッドの上に手すりのようなものが取り付けられていることに気が付きます。そう、シアツの時に手で握ってバランスをとるためのささえだったのです。
その次に同じ店舗を訪れた時には、違うマッサージの方がつきました。前回よりもふくよかな感じの方でした。この時点で気が付くべきでした。
やはり背中のマッサージをしている時に「シアツをするか?」とのこと
うつぶせになっていたので、何気なく「はい」とお願いしました。
が、重い。
踏んでもらうたびに思わず口からうめき声とともに空気が漏れます。
口を閉じたら鼻から息が出ます。
心のなかでは
と祈りますが、こういう時間は実際よりも長く感じるもの。
背中の上から次第に下にむかって足で踏んでいくのがわかるので、あとこれくらいで終わるというのが想像できます。
よし腰まで下がってきた、ようやく終わりかと思っていたら、腰までいってからまさかの折り返し。
とも言えずになんとか時間をやり過ごしたのでした。一生懸命踏んでくれているので文句をいう気にもならず。その後はヘッドマッサージでマッサージの時間は終了。
その次からシアツを頼まなくなったのはいうまでもありません。この店だけの技だったのかもしれませんが。
誰だ、シアツなんて名前をつけたのは。
ヴィラ平和島のサロンオーナーが経営しながら日々感じたことをつぶやいています



