リラクゼーションサロンのオーナーは店舗に関することをすべて自分の責任で決めています。学生時代の勉強、そして勤め人とはちがって、誰かに決めてもらいそれに従って仕事をすることはできません。そして、正解はありません。
ですから、各店舗のオーナーさんは自分の信念に基づいて、経営方針を決め、日々の営業活動に落とし込んでいます。
月々の売り上げ目標、セラピストの研修プログラム、キャンペーンの内容など大切な数値を意識しながら、その店舗で働いているセラピストの特徴を見て上手く働いてくれるように指示を出しています。
決めるのが仕事
どんなに小さい事業でも経営は意思決定をすること、そして責任をとることの連続なのですが、大きな目標から細かい日常の備品までとにかく決めることが多いです。一年も経営すると大分決めることに慣れてきますが、最初の頃は決めるのに時間がかかっていました。
さて、大切なことはすべての責任があるオーナーが独断で決めればいいのですが、できる範囲で私はセラピストの意見を聞くことにしています。
ベッドの高さは何cmがいいか
最近では、セラピストが増えてきたことから施術ベッドを新しく購入するにあたり脚の高さをどうするかについてセラピストたちに確認しました。
私は60cmまたは65cmの脚の高さのどちらがいいのか?というつもりで聞いたのですが、セラピストからは高さを動かすことができるベッドを導入してもらえると嬉しいという意見がでました。
確かにセラピストによって身長が違うので、最適な施術ベッドの高さは微妙に違います。それを細かく調整できるベッドがあったらいいかもしれません。
ですが、当店のタイ古式マッサージはベッドの上に乗って施術することがあります。高さを調節することができるベッドというのは、しっかりと4本の脚で支えられているベッドと比較して、接合部分の耐荷重が低いのです。
お客様がケガをするリスクは取れない
タイ古式マッサージで上にのって施術している時に、もし耐荷重が限界値を超えたことによりベッドが曲がってお客様やセラピストがケガをしてしまったら大変です。最初は大丈夫たと思っても経年劣化によりある日突然壊れてしまうかもしれません。
そうしたリスクがあることから、リスクを考えると調節ができるタイプのベッドを導入するのは難しいことをセラピストに伝えて、今回は他の部屋にあるベッドと同じものを購入することにしました。
アロマの種類を増やしてほしい
バリ式リンパマッサージを施術している方に、当店では精油をオプションで提供しています。市販されているエッセンシャルオイル(精油)の種類はラベンダー、ティーツリー、オレンジ、ゼラニウム、ローズマリーなど主な種類でも30種類以上、希少なものを含めますと何百種類もあります。
アロマを専門的に学ぶスクールではないので、すべての種類を取り揃えておくことは現実的ではないですし、期限内に消費することもできませんから何種類かを選んでお客様の状況に合わせてご提供しています。
ですが、どの種類を選ぶかという判断は、セラピストに任せています。
セラピストによって好きな香りが違いますし、また目的別にこんな精油があったほうがいいのではないか?という意見もでてきます。
先日も、セラピストから、花粉症にお悩みの方向けに、ユーカリやティーツリーをブレンドした精油をご提供したらどうですか?という意見がありました。その時にはこの2つの精油は用意していなかったので早速購入しました。
こうした意見はすぐに反映して、より施術の幅が広がるようにサポートしています。
社内イベントでも意見募集
その他にも、当店では定期的な社内イベントを実施しています。これまでは懇親会が中心でした。
活動が制限されなくなってきましたので、これから夏に向けてビアガーデンでの飲み会、バーベキュー、ボーリングなどこちらが提案して、セラピストの意見を聞きながらどういったイベントをしようか考えています。
事業が小さい間はなるべく話を聞く
最終的にはオーナーの私が決断するのですが、リラクゼーションサロンで現場に立っているのはセラピストです。
もっと事業規模が大きくなって3店舗以上を経営するようになると、都度全員に意見を聞いていたらまとまらなくなりますし、時間もかかってしまいます。人数が多くなれば画一的な処理が求められて、それぞれに応じた柔軟な対応ができないことも増えてきます。
ですが、小さい規模で経営しているうちは意思決定に至る過程にはセラピストの意見もききつつ進めていきたいなあと考える日々です。
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ヴィラ平和島のサロンオーナーが経営しながら日々感じたことをつぶやいています
