オーナーのつぶやき

締め切りは大事 ~「いつかやる」は永遠にやらない~

リラクゼーションサロンのオーナーとして日々サロンを運営していると、「やらなければならないこと」と「やりたいこと」が常に存在します。

どちらも大切ですが、気をつけないと「やりたいこと」は後回しになり、いつの間にか忘れ去られてしまうのです。

やらなければいけないことは締め切りがあるから動ける

確定申告、給料の支払い、助成金の申請など、これらの業務は締め切りが明確に決まっています。

確定申告は年1回、給料の支払いは毎月25日、助成金の申請は取り組み終了後2カ月以内です。このデッドラインをすぎると大変なことになりますので、何が何でも(徹夜をしてでも)終わらせます。

だからこそ、「やらなければならない!」と動くことができます。締め切りがあることで、面倒でも期限までには終わらせる習慣が身につきます。

逆算して余裕をもってやるようにしたいものですが、なかなかそうはなりません。ギリギリになって動きだすので、ヒーヒーいいながら仕事をしています。さすがに給与計算は人の手を借りて余裕をもってやるようになりましたが。。

やりたいことには締め切りを作らないと実現しない

一方で、「やりたいこと」はどうでしょう?


「メルマガ・ブログを書けたらいいな」「採用を成功させたい」「売上を上げたい」
そう思っているだけでは、日々の業務に忙殺され、結局何も進まないままになってしまいます。

リラクゼーションサロンの運営は日々こまごまとた業務が多く、何も考えずに過ごしていると「やるべきこと」だけで一日が終わります。

これを書いている今日も、スタッフと話をしたり、新しいメニューの変更をしたり、労務管理の調べごとをしたり、買い物をしたり、求人の原稿に手を入れたりしている間に一日が過ぎていってしまいました。

気づけば、「やりたいと思っていたけど、結局何もできていない…」という状態に。

私自身もよく反省しますが、やらないことを決め、できることに注力しないと、ただなんとなく時間が過ぎていってしまいます。

いつまでにやるのか決める

だからこそ、「やりたいこと」にも締め切りを作ることが大事です。
「ブログを書けたらいいな」ではなく、「今月中に3本書く」
「採用を成功させたい」ではなく、「〇月までにスタッフ1人採用する」
「売上を上げたい」ではなく、「〇月までに〇%アップを目指す」

具体的な期限を決めることで、やるべきことが明確になり、忙しい中でも意識的に行動できるようになります。

私は正直全部はできていませんし、一人でやりきるのはなかなかハードルが高いものです。一人で締切を作って、具体的な作業項目に落とし込み、それを日々コツコツ達成すれば誰だってサロン経営に成功します。

やらなければならないこと、やったほうがいいことは、サロンの経営を1年もしていると大体わかってきます。それを徹底して、コツコツやるのがかなり大変なのです。

やりたいことをやるとなると、やらなければならないことをなるべく早く終わらせて、その空いた時間で時間をやりくりしてコツコツやることになります。

締め切りがあるからこそ動ける

「やりたいことをやるには、自分で締め切りを作るしかない。」


そう思いながら、日々の業務に流されないように計画し、行動していくことが大切です。結局のところ、やらなければならないことだけをこなしていても、サロンは大きく成長しません。

やるべきことだけでなく、やりたいことにも締め切りを設定し、目標を達成していく。そうすることで、ただの業務の繰り返しではなく、半年後、一年後全然違ったサロンになっているはずです。

もう少し具体的に自分がどんなサロンを目指しているのか?を考えていつまでに何をするのか、という締切を設定して行動する習慣を身に着けたいものです。本当に難しいんですけどね。。

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