オーナーのつぶやき

指名料は高い?それでも金額を上げる仕組みを作りたい

指名料は「お金」だけの話ではない

今日は、指名料について書いてみようと思います。

私が経営している店舗ではセラピストの実力やお客様からの支持に応じて、指名料を設定しています。

この指名料については、いろんな考え方があります。

「指名してもらえるだけで嬉しい」
「指名料は安くして、その分たくさん施術した方がいい」
そういう考え方ももちろんあります。

それも一つの正解だと思います。

ただ、私はやはり、セラピストが実力をつけていった先には、しっかり評価されるほうがいいだろうと思っています。

なぜかというと、リラクゼーションの仕事というのは、本当に簡単ではないからです。

体の知識を覚え、接客を覚え、空気を読む力も必要です。
同じ施術をしても、お客様によって感じ方は違います。
毎回一期一会です。

その中で、
「この人にお願いしたい」
「少し高くてもこの人がいい」
そう言っていただけることは、本当に価値のあることなんですよね。

だから私は、そこに対して、きちんと金額としての評価があっていいと思っています。

高い指名料は、セラピストの意識を変える

やっぱりですね、指名料が変わると、セラピストの意識も変わります。

例えば指名料が数百円だと、「嬉しい」で終わることもあります。

でも、指名料が1,000円になってくると、話が変わってきます。

もちろん簡単ではありません。
お客様から求められるレベルも上がります。
期待値も上がります。

ですが、その緊張感があるからこそ、
「もっと上手くなりたい」
「もっと満足してもらいたい」
という気持ちにも繋がっていくんですよね。

働きがいという言葉がありますけど、やっぱり人は、評価されることで頑張れる部分があります。

もちろん「ありがとう」も嬉しいです。
ですが、それだけでは生活はできません。

セラピストにも生活がある

セラピストにも生活があります。
もっと収入を増やしたい。
もっと良い暮らしをしたい。
そう思うのは当然のことです。

だから私は、
「技術が上がれば収入も上がる」
という流れを、ちゃんと見える形にしたいと思っています。

それはセラピスト本人だけじゃなく、周りにも影響します。

「あの人、ここまで頑張ったらこんなに指名がつくんだ」
「私もそこを目指したい」

そういう空気が生まれることが、サロン全体の成長に繋がっていくと思うんです。

全員を満足させることはできない

ただ一方で、
「その指名料は高い」
と思うお客様がいるのも当然です。

そこはもう、考え方の違いです。

もちろん、安くて素晴らしい施術ができれば理想です。

ですが、現実として、
技術を磨き続けること、
体力を使うこと、
接客レベルを維持すること、
学び続けること、
そういう積み重ねには大きなエネルギーが必要です。

だから私は、
「この価格でもお願いしたい」
と思ってくださるお客様に対して、サービスを提供することも大切だと思っています。

逆に、
「そこまでの金額は出せない」
という方については、無理にお願いする必要はないと思っています。

だから当店では、そういう場合はフリーで入っていただく形も取っています。

それでいいんです。

全てのお客様を、同じ形で満足させることはできません。

ですが、
それぞれのお客様に合った選択肢を用意することはできます。

高い指名料でも通ってくださるお客様。
フリーで気軽に通ってくださるお客様。

どちらも大切なお客様です。

指名料の仕組みが、サロン全体を強くする

一人でも二人でも、高い指名料をいただけるセラピストが増えることが、結果的にサロン全体を強くすると考えています。

なぜなら、それが目標になるからです。

「ここまで頑張れば、この世界がある」

そういう未来が見えると、人は頑張れます。

逆に、どれだけ努力しても評価が変わらなければ、モチベーションは続きません。

特にリラクゼーション業界は、感情労働でもあります。

毎日笑顔で接客し、
お客様に気を配り、
身体も使い、
空気も読む。

本当に大変な仕事です。

だからこそ、
頑張った人が報われる仕組みを作ることが、オーナーの役目だと思っています。

もちろん、高い指名料をいただくということは、プレッシャーもあります。

ですが、その緊張感の中で成長したセラピストは、やはり強いです。

私はこれからも、
「頑張れば未来が変わる」
そう思えるサロンを作っていきたいと思っています。

そして、その姿を見て、
また次のセラピストが育っていく。

そういう良い循環を、これからも少しずつ作っていきたいですね。

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