新しいことを始める時が一番大変
ここ数日、Instagram用の漫画制作にかなりの時間を使っていました。
正直なところ、思っていた以上に大変です。
4〜5日で10本ほどのシナリオを考え、キャラクター設定を作り、背景を整え、画像を生成しながら少しずつ形にしてきました。
最初は、
「生成AIがあればすぐにできるのでは?」
と思っていた部分もありました。
ですが実際にやってみると、そんなに簡単なものではありませんでした。
もちろん以前よりはかなり早く作れるようになりましたが、それでも思った通りのものを作るには試行錯誤が必要です。
そして何より感じたのは、新しいことを始める時が一番大変だということです。
漫画を描いた経験がない人が、数日で漫画家のようになれるわけではありません。
そう考えると、今感じている苦労は当たり前なのかもしれません。
できないことが見えるから苦しくなる
何か新しいことを始めると、今まで見えていなかった課題が見えてきます。
「あれができない」
「これも足りない」
「もっとこうしたい」
そんなことばかり考えるようになります。
これは成長している証拠でもあります。
ですが、見える課題を全部解決しようとすると終わりがありません。
私はサロン経営をしていますので、漫画制作だけをやっているわけではありません。
採用もあります。
集客もあります。
店舗運営もあります。
スタッフとのやり取りもあります。
だからこそ、限られた時間をどこに使うのかという判断が必要になります。
全部を完璧にやろうとすると、他の大切な仕事が止まってしまいます。
そのバランスは本当に難しいものです。
6割から8割にする作業が一番時間がかかる
今回、生成AIで漫画を作りながら強く感じたことがあります。
それは、最初の6割までは比較的早いということです。
キャラクターを出す。
背景を作る。
構図を考える。
ここまでは意外と進みます。
しかしそこからが長いのです。
「キャラクターの身長を少し修正したい」
「背景を統一したい」
「手の位置がおかしい」
「服のデザインを合わせたい」
そんな修正を繰り返していると、1枚の画像に何度も手を入れることになります。
気付けば10回以上修正していることも珍しくありません。
完成度は確実に上がります。
ですが時間もかかります。
コストもかかります。
だからどこかで、
「この辺りで十分だな」
という基準を持つことも大切なのだと思いました。
型を作ることが一番大事だった
今回の漫画制作で最も大きな学びは、型を作ることの大切さでした。
最初は何もありません。
キャラクター設定もありません。
背景もありません。
世界観もありません。
だから毎回ゼロから考えることになります。
これが本当に疲れるのです。
しかし少しずつ、
キャラクター設定
背景ライブラリ
タイトルページ
コマ割り
シナリオ構成
プロンプト
こうしたものが形になってきました。
すると次からはゼロから考える必要がなくなります。
型があることで制作スピードが上がり、迷う時間も減ります。
どんな仕事でも同じですが、最初は型を作る期間があります。
その期間は成果が見えにくいですが、後になって大きな財産になります。
実は漫画ではなく仕組みを作っていた
振り返ってみると、私は漫画を描いていたというよりも、漫画制作の仕組みを作っていたのだと思います。
どんな背景を使うのか。
どんなキャラクターを使うのか。
どんな世界観にするのか。
どんな流れで制作するのか。
そういった土台を作っていた期間だったのでしょう。
だから疲れたのだと思います。
ですが、その疲れは無駄ではありません。
今後漫画を作り続けるための基礎工事だったのだと思います。
サロン経営も同じです。
最初は仕組みがないので大変です。
スタッフ教育も、集客も、予約管理も、最初はすべて手探りです。
しかし一つひとつ型を作ることで少しずつ楽になっていきます。
今回の漫画制作を通じて改めて感じたのは、成果を急ぐよりも、再現できる型を作ることの大切さでした。
これからも少しずつ改善しながら、漫画もサロン運営も積み重ねていきたいと思います。
