写真や動画にはない漫画の強み
前回のブログでは、Instagram用の漫画制作を通じて感じた苦労や、型作りの大切さについて書きました。
今回は逆に、漫画だからこそできることについてお話ししたいと思います。
実際に漫画を作り始めてみて、
「これは写真や動画にはないメリットだな」
と感じることがいくつもありました。
その一つが、スタッフに負担をかけずにコンテンツを作れることです。
サロンのSNS発信では、写真撮影や動画撮影を行うことがあります。
もちろんそれも大切な発信方法です。
ですが、スタッフにポーズをお願いしたり、撮影の時間を確保したり、何度も撮り直したりと、意外と手間がかかります。
忙しい営業の合間にお願いすることもありますので、どうしても負担になってしまう部分があります。
その点、漫画はキャラクターを使って表現できるため、毎回スタッフに協力してもらう必要がありません。
これは運営する側としても大きなメリットだと感じています。
漫画は自由に世界を広げられる
もう一つ感じているのは、漫画は自由度が非常に高いということです。
例えば現実の店舗紹介をするだけではなく、
未来の話を描くこともできます。
過去の話を描くこともできます。
実際には存在しないキャラクターを登場させることもできます。
お店に置いてある小物を擬人化してもいいですし、動物キャラクターを登場させても構いません。
漫画を読む側も、
「これは漫画の世界なんだな」
という前提で読んでいます。
だから多少現実離れした表現があっても受け入れてもらいやすいのです。
もちろん何でもやり過ぎてしまうと別の作品になってしまいます。
ですが、基本となる世界観がしっかりしていれば、多少遊び心を入れることもできます。
この自由さは漫画ならではの魅力だと思います。
キャラクターには役割がある
漫画を作る中で感じているのは、キャラクターには役割が必要だということです。
真面目な人がいて、
説明する人がいて、
質問する人がいて、
時々ボケる人がいる。
こうした役割があることで会話が自然になります。
現実のスタッフをそのまま描こうとすると、
「私はそんなこと言わないですよ」
ということもあります。
ですが漫画ですから、多少デフォルメしても問題ありません。
もちろん実在するスタッフのイメージから大きく離れ過ぎると違和感が出ます。
そのためバランスは必要です。
ただ、漫画の中では少し天然なキャラクターや、質問役のキャラクターがいた方が話を進めやすいこともあります。
今後は必要に応じて架空のキャラクターを登場させることも検討しています。
大切なのは登場人物を増やし過ぎないこと
一方で気を付けなければならないこともあります。
それは登場人物を増やし過ぎないことです。
キャラクターが増えると世界観は広がります。
しかし読者は覚えることが増えてしまいます。
特にInstagramのような短時間で読む媒体では、
誰が誰なのか
どんな役割なのか
すぐに理解できることが大切です。
そのため今は既存のキャラクターを中心に物語を作りながら、必要に応じて新しい要素を加えていこうと考えています。
まずは土台をしっかり作ることが先です。
漫画は目的ではなく手段
漫画を作っていると、つい漫画そのものを上手に作ることが目的になりがちです。
ですが本来の目的はそこではありません。
サロンの魅力を伝えること。
お店の雰囲気を知ってもらうこと。
求人につなげること。
そして来店のきっかけを作ることです。
どれだけ面白い漫画でも、誰にも届かなければ意味がありません。
逆に完璧ではなくても、お店の魅力が伝わり、お客様との接点が増えるのであれば十分価値があります。
幸い漫画は見てもらいやすいコンテンツです。
文章だけでは伝わりにくいことも、キャラクターが会話することで自然に伝えることができます。
だからこそ、これからも少しずつ改善を重ねながら続けていきたいと思います。
漫画を描いているというよりも、お客様との新しいコミュニケーションの形を作っている。
最近はそんな感覚になっています。
