先日、テレビでモノマネ選手権を見ていました。
今のモノマネ芸人さんや歌手の方は、本当にレベルが高いですよね。
昔であれば、好きな歌手の歌を何度も聴いて覚えるだけでも大変だったと思います。しかし今は違います。
YouTubeで映像も音声もすぐに見られますし、カラオケもあります。自宅で練習することもできますし、自分の歌声を録音して客観的に確認することもできます。
努力しやすい環境が整っているからこそ、上達する人も増えています。
当然ながら、歌で成功したい人もたくさんいます。
歌が上手い人は人気がありますし、憧れられます。もし有名になれば、多くの人に曲を届けることができます。名声も得られるでしょう。
つまり、歌の世界には多くの人が集まり、競争が非常に激しくなっているわけです。
地味な作業の繰り返し
一方で、店舗経営のスキルはどうでしょうか。
正直なところ、人気はありません。やって当たり前の仕事と、やらないと先細りになってしまうので将来の仕込みの仕事と、それらを同時にこなしていく必要があります。
経営していますと、毎日何かしらの問題が起こります。何か起っていないと判断しているのであれば、それは現場の情報を吸い上げていないだけです。
連絡を取ると、だいたい何かの話があります。
スタッフのこと、お客様のこと、売上のこと、採用のこと。
「今日は何も問題がなかったな」という日はほとんどありません。
一つ解決したと思ったら、また次の課題が出てきます。
しかも、自分自身のレベルが上がると、それまで見えていなかった課題まで見えるようになります。
だから終わりがありません。
歌なら「上手くなったな」と実感することもあるでしょう。周りの人から褒められることも快感です。
しかしマネジメントは違います。私自身、「マネジメントが上手くなったな」と思ったことはほとんどありません。
やればやるほど自分の至らなさが見えてきて、自分の未熟さに頭を抱えています。ほかの人にいうと、謙遜しているとか思われるかもしれませんが、本当に未熟なのです。
かといって、誰かが指導してくれて引き上げてくれるというわけでもありません。自分から積極的に動かないと誰も助けてくれません。
だからこそ身に着ける価値があるスキルだ
ただ、だからこそ価値があるのかもしれません。多くの人がやりたがることには、多くのライバルがいます。
反対に、多くの人が避けたがることには、意外と競争相手が少ないものです。
店舗経営やマネジメントは、まさにその代表例ではないでしょうか。
変化し続ける環境の中で、自分の知識や経験を総動員してなんとか対応していく。
自分にできないことは、できる人にお願いする。
チームを作り、問題を解決しながら前に進む。
こうした力は、一朝一夕では身につきません。まずは経営に必要な知識を知るだけでも1~2年は軽くかかります。そのあと、どうやって改善していくのかについて毎日改善していくのです。
しかし、だからこそ価値があります。
最近では、生成AIをどうやって導入していくかということについて考えています。文章についてはある程度できるようになってきていますし、音声入力など便利なものもあります。
でも、バナーをつくったり、画像を作ったりすることも生成AIで簡単にできるようになっているのです。それを知らないと乗り遅れるだけです。
作るというよりは、それを活かしてどうやって売上や求人に結び付けていくかということです。
華やかなスキルに目が向きがちな時代ですが、地味でも社会から求められる能力というものがあります。
店舗経営をする限りは勉強が続く
店舗経営もその一つだと思います。
私自身、まだまだ勉強中です。
それでも一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。
そして、このブログを読んでくださっているオーナーの皆さんも、ぜひ一緒に頑張っていきましょう。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
