オーナーのつぶやき

もうだめだとまだできるの間で

経営をしていると、時にプレッシャーが肩にぐーんとのしかかってくることがあります。

何かあってもそろばん計算のうえでは大丈夫と、あとは出たとこ勝負というところで日々できることを積み重ねて頑張っておりますが、それでもすこしメンタルが弱くなるともうだめかもしれん。。とちょっとだけ一人で落ち込んだりします。

自分の場合はお酒とか食べ物でストレス解消ということではなく、なんとなく行動し続けることで不安を少し和らげているのですが、つくづく経営のプレッシャーというものは付きまとうわけですからうまく付き合っていくしかないですね。

でも、そのプレッシャーもいいところがあります。

それは行動するモチベーションになるということです。

余裕があるときには行動が鈍くなります。おなか一杯になると動きたくなくなって、横になってゴロンと転がりたくなります。おなかが減っているときには、むしろ動きがいい。

サロンの運営をしていても、ヤバいなーと思っているときには行動量が上がります。

2年ぐらいやっているとこれくらいの売上だと、これくらいの利益が出る、または赤字になってしまうなんてことが見えてきますので、このままだと最悪どうなるかというのがわかります。

赤字を放置して手持ちのお金が尽きたら、ゲームオーバーです。行動しないと本当にヤバいことになりますので、昼も夜もなく睡眠時間削ってでも行動します。

経営者に労働基準法なんて関係ありません。風邪ひいたから、体調悪いから、疲れたから休んでもいいですが、だれも助けてくれません(笑)

うまくいくまで1日16時間労働の世界です。いつうまくいくかなんてわかりません。仕事しないとゲームオーバーなのでとにかく、うまくいくまでやるしかないです。

当店はセラピストはホワイト企業になるように努めておりますが、オーナーの私は働いている時間だけ見ればブラックです(笑)。好きでやってるいることだから、あまり働いてる感覚はないんですけどね。

といってそれだけ行動してもそれが形になって出てくるのは半年ぐらいたってからです。例えば新メニューを開発しようと思ったら、企画から新メニューができるようになるまでに半年かかります。

その間の半年間は効果が出ることを信じて、ちょうど農作物をそだてるように丁寧に仕事をしていきます。すこしずつ変化は見えているのですが売り上げとして数字になって表れるのは半年遅れますので精神力が試されます。

成果が全然出ていないのに行動しつづけることを求められているわけです。それでもプレッシャーのほうが大きいので、行動できます。これはマインドの問題です。

赤字をほったらかしていたら毎月30万円赤字になるとしたら、行動するでしょう。

なお、遅れて効果が出てくるのはいい時だけです(笑)悪いことが発生した場合には即座に反映されます。

で、うまくいくときもあれば、悪いままの時もありますし、その繰り返しなんですよね。

自分がうまくやったつもりでもうまくいかないこともあるし、テキトーにやったのに運が味方してくれてうまくいくこともあるし。

うまくいく方法を試すには行動しつづけるしかないですし、次第に正解の選択肢を引いていくことで成長していきます。

ただ、成功か失敗かはランダムですから失敗続きのこともあります。

その場合は、人間ですから落ち込むことはありますが、なるべくその時間を少なくするというのは大切なことです。先ほど行動していると不安は少なくなるといいましたけれども、健全な危機感をもって、行動し続けることによって気分が落ち込まないように心がけています。

プレッシャーを適度に自分にかけて行動をうながしつつ、ある程度余力のある時間を確保しておくことで気分の浮き沈みがないようにしたいものです。

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