よく「ChatGPTがいい」とか、「Claudeがいい」とか、「Geminiがいい」とか、そんな話を聞きます。
もちろん、それぞれ得意なことや特徴はあります。ですが正直なところ、私はどれを使ってもいいと思っています。
なぜなら、どの生成AIも100点ではないからです。
大事なのは「どのAIを使うか」ではなく、「どうやって精度を高めていくか」だからです。
私が気付いたこと
最近、Instagram用の漫画を作る中で一つ気付いたことがあります。
それは、役割を分けた方が圧倒的にうまくいくということです。
例えばブログを書く時も同じです。いきなり「ブログを書いてください」と言うよりも、「あなたは専門ライターです」と役割を与えた方が良い文章になります。
漫画も同じでした。
シナリオライターと漫画家は別人
最初は私も「漫画を作ってください」と、一つのGPTに全部やらせようとしていました。しかし、どうも上手くいきません。
考えてみれば当たり前です。
現実の世界でも、漫画のシナリオを書く人と実際に絵を描く人は別であることが多いからです。
そこで私は役割を分けました。
一つ目は漫画シナリオ専門GPTです。キャラクター設定を理解し、ストーリーを考え、セリフを作る。いわば構成作家です。
そして二つ目は漫画作画専門GPTです。与えられた設定やシナリオをもとに、実際の漫画を作る担当です。
すると驚くほど精度が上がりました。
AIを使うというより専門家を雇う感覚
最近思うのですが、生成AIを使うというより、専門家を雇っている感覚に近いです。
例えばプログラマー、ライター、編集者、シナリオライター、漫画家、マーケター、デザイナー。
こういった人たちを本来雇おうと思えば、それなりのお金がかかります。
ところが生成AIを活用すると、それぞれの専門家を仮想的に作ることができます。
もちろん本物のプロと全く同じではありません。しかし相談相手として考えると、十分すぎるほど優秀です。
大事なのは役割を明確にすること
ここで大切なのは、「AIに何をやらせるか」を明確にすることです。
曖昧なまま「何か作ってください」と言っても、なかなか良い結果は出ません。
ですが、
「あなたは漫画シナリオ専門です」
「あなたは作画専門です」
「あなたはLP設計専門です」
と役割を与えると、回答の質が大きく変わります。
これは人に仕事を依頼する時と同じです。
誰が何を担当するのか。そこが明確になるほど成果物の精度は上がります。
これからはAIを組み合わせる時代
私は最近、AIを一人の万能選手として使うのではなく、複数の専門家チームとして使うようになりました。
シナリオ担当、作画担当、ブログ担当、LP担当、アイデア出し担当。
それぞれに役割を持たせる。すると一人で仕事をしているのに、チームで仕事をしているような感覚になります。
生成AIの面白さはここにあるのかもしれません。
どのAIが一番優秀かを競うよりも、どう役割を分担させるか、どう組み合わせるか。
そこにこそ、本当の価値があるような気がしています。
