新しいセラピストとご縁があって働いてくれる人が増えそうです。本当にうれしいです。
ヴィラ平和島では 昨年(2022年)の秋からセラピストを集めるため 求人広告をたくさん出して きました。求人については、過去の記事でも何度か書いてきました。
セラピストが増えるまでは何が何でも採用する
セラピストには「オーナーまだ人採用するんですか?」と言われたりしていますが、確固たる信念があって採用をしています。
店舗で開いている日が週6日ありますが、2023年7月現在、週1日定休日(月曜日)があります。
その定休日が埋まるまではしっかりとセラピストを採用で増やし、教育して現場で働いてもらえるように育て、年末年始以外は営業できるようにするのがオーナーとしての勤めです。
採用したら時間をとって研修する
また採用したセラピストには時間と費用をかけて研修をどんどん進めています。
今年(2023)の前半は売上が増えたらその分研修に突っ込むという形で、今月もまた研修をつづけています。
平日は何らかの研修を毎週しており、むしろ営業だけしている日はすくないという感じですね。
サロンに人が増えるとセラピストは働きやすくなる
サロンはセラピストが増えるといいことがおおいです。このことは過去の記事でも書きました。
人が増えれば増えるほど協力して働きやすくなってきます。
休みも取りやすくなってきますし、雑用もみんなが分担してできるようになってきますので負担がすくなくなります。
休みやすくなり、働きやすくなる
また、人は働いていると体調を崩すことがあります。リモートワークができる職種ではないので、実際に店舗にて働かなければなりません。
自分の都合だけではなく家族の都合で休むこともあるでしょう。そういう時に他の人がいると体調が悪くなった人 も休むことが出来ます。
休みやすさは働きやすさです。
お客様に施術ができる
何より、いつもお客様と相対しているセラピストとしては、セラピストが増えてくれるとお客様の施術ができるので嬉しいのです。
最近はお客様が増えてきて予約枠がなくてお断りすることが心苦しいと漏らすセラピストもいました。
やはりセラピストはお客様にマッサージして疲れを取ってあげたいという気持ちが原動力ですからね。
経営の観点でも人が多いほうがいい
経営という観点でも、セラピストが多いとお店の固定費が下がってきます。固定費自体は同じでも、1人当たりの固定費が下がってきますから、利益も出やすくなってきます。
例えば、家賃が30万円だとすると、セラピストが3人しかいないときには、一人当たり10万円の家賃を負担していることになります。これが6人になりますと、一人あたり5万円の家賃になりますから、利益が出やすくなります。
単純計算で一人当たりの売上は同じでもセラピストの一人当たり利益が5万円あがります。
システム費用や電気代などの費用も同じ計算になります。
そうすると増えたお金で採用ができるし、研修ができるし、福利厚生を増やせるといういい循環に入っていきます。
研修もしやすい
こちらの記事でも書きましたが、ヴィラ平和島店では営業をしながら研修をしています。人数が増えてくると、研修の相手をやりくりするのも簡単になります。
働いている人にもメリットがありますし、経営側にしてもメリットがあるので、やる気のあるセラピストを採用して、早く一人前に育ってほしいのです。
こういう理由があるので、私はセラピストを採用・育成し活気ある店舗にすることをいつも思い描きながら、仕事をしています。
シフトに入りすぎないようにも注意
もちろんセラピストを採用しすぎてると術に入れなくなってしまうこともあり得るのでそのバランスというのは 見極めが大事です。
業務委託ではなく正社員・パート・アルバイト中心の雇用形態を中心としたスタッフなので、入れない状態をつづけると経営的にまずいことになりますので、バランスは見極めています。
誰に施術をしてもらっても満足できる店舗を目指して
セラピストの頭数がそろうという状態と、すべてのセラピストの実力が安定しているという状態には差があります。
ヴィラ平和島はフリーで入っても満足できるという状態にするまでは収益を半ば度外視してどんどん研修を進めて人を育てていくという方針をとっています。
このブログでも、最近はずっとブログで研修のことを書いてます。
腕がいいセラピストがそろっていて、いつでも施術を受けることが出来るという状態が一番お客様にとって好ましいので、その状態に持っていきます。
すぐには人は育たない
残念ながら、一足飛びにセラピストがそろうということはないです。
一人一人に時間をかけて研修をして、入店すると研修をして成長するという文化に染まって自律的に成長し続ける組織を作るのが結局遠いように見えても近道です。
細かいことよりも仕組みができているか
細かい仕事のやり方について、私は現場で指示することはありません。
時々電話やLINEで指示したことの進み具合を聞いたりするぐらいで特に細かいことは言いません。
それよりも、セラピストが成長する仕組みを作っているかどうかをいつも自問自答しています。
もっといい店舗にするには、もっとみんなの実力が上がるにはどうすればいいか。
お客様のためにも、セラピストのためにも繁盛店を作るという責任が私にはありますので、数字を見ながらどれだけの予算をかけて研修を行うかをいつも考えています。
教えるほうもレベルアップしています
冒頭触れたように、ご縁があって新しいセラピストが当店に来てくれることになりました。今までいるタイプとは違う方で、向上心がある方なのでしっかりと研修を重ねていって3ヶ月後ぐらいには全部の施術を覚えてくれるのではないかなと楽しみにしています。
今は教える側のセラピストもだいぶ教え方が上手くなってきているので、先輩たちに習って学んでくれれば間違いなく覚えられると思っています。
人は教わっている時よりも、教えるときのほうが成長しますので、教える経験を積み重ねたことで技術が上達しています。
年後半は店舗の実力をあげるステージに
新人の方が本格デビューするのは11月以降になります。以前の投稿(5月以降は予約がとりやすくなります)で定休日が減るというお話をしましたが、その頃になるとさらに予約がとりやすくなり営業日が増えると思います。
理想としては 年末年始以外は定休日がない形で、いつでも予約がとりやすい店舗にしたいのです。無事育ってくれる見込みが立てば、人を採用するのも一段落になりそうです。
今年の後半戦は、新しいスタッフの採用から、店舗自体の実力を引き上げるステージに移っていきます。
店舗の現状に満足はない
ただ、一息ついても、満足することは決してありません。
オーナーが誰よりも学び続けていかないとすぐにお店はダメになります。
店舗の実力を上げていく取り組みを続けるのはもちろん、店舗がお客様に愛されて常連のお客様で一杯になるためには何ができるかということを常に考えて、アイディアを出して試行錯誤していきます。