オーナーのつぶやき

キャッチコピーを考えるのもオーナーの仕事ーいい加減は良い加減ー

リラクゼーションサロンのオーナーは、一見現場に出なくて気軽な仕事に見えるかもしれませんが、その裏には複数の側面を持つ、非常に多岐にわたる業務があります。

サロンの運営には人事労務、経理、集客、求人、そしてスタッフのマネジメントといった様々な仕事があり、どれも欠かせない重要な役割です。

小規模サロンではどうしてもオーナーがこの業務を一人でこなすしかありません。効率よく一人でこなすためには、ITで合理化しながら、幅広い知識とスキルが求められるなあと感じています。

サロンオーナーの隠れた重要スキル「コピーライティング」

多くのサロンオーナーが日々行っている仕事の中でも、実は意外と見落とされがちなスキルがあります。それが「コピーライティング」です。

コピーライティングとは、メニュー名やサービス内容を魅力的な言葉で表現するスキルのこと。サロンのメニューにどんな名前を付けるかで、集客効果や売り上げが大きく変わることも少なくありません。

たとえば、先月の新メニューでは「お風呂上りのタイ式ストレッチコース」という名前で提供しました。

このコースは脚温器を使ったヘッドスパとタイ古式マッサージを組み合わせたもので、具体的には「ヘッドスパ30分+タイ古式マッサージ90分」になります。

もしこれをそのまま「ヘッドスパ30分+タイ古式90分コース」と書いていたら、どうでしょうか?

説明はシンプルですが、特別感が少なく、物足りない印象を与えてしまうかもしれません。

名前に工夫を加えることで、コースのイメージが変わり、より多くのお客様に興味を持ってもらえるようになります。

商品名には「こだわり」が必要

世の中の多くの商品やサービスは、名前にこだわって付けられています。

化粧品や飲食店のメニュー、旅行プランなども、ちょっとした工夫でぐっと魅力が増すものばかりです。サロンのメニューも同じく、なるべく良い名前を付けてあげたいと常に意識しています。

しかし、魅力的なメニュー名を考えるのは簡単ではありません。いくら考えてもなかなか出てこない時もありますが、ふとした瞬間にアイディアが湧いてくることもあります。

アイディアはいつ生まれるかわからない

私の場合、いつ良いアイディアが浮かぶかわからないので、日常生活の中でも常に紙とペンを持ち歩くようにしています。

メモを取りやすくしておくことで、思いついた瞬間に記録し、後で活かせるようにしています。

この習慣を続けていると、少しずつアイディアを出す能力が高まっているような気がします。はじめは難しいと感じることも、繰り返していくうちにコツをつかめるようになるものです。

そして以前書いていたコピーがダサくて、恥ずかしくなります。

ふざけているときにいいアイディアが出る

リラクゼーションサロンのオーナーという仕事は、華やかさはなく、日々の地道な努力と工夫の積み重ねです。

あまり注目されていませんがコピーライティングは、お客様とのコミュニケーションを深め、サロンの魅力を最大限に伝えるための大切なスキルだと実感しています。

そしてコピーを考えるには、真面目じゃだめです。くだらないことを考えたり、人と話したりしているときにアイディアが出てきます。

いつも私は店舗に電話してセラピストに話相手になってもらっていて、そこから一人でおもいついたりしています。真面目に考えているときにいいアイディアがでたためしがありません。

いい加減は良い加減です。

電話をうけたセラピストは「きょうもオーナーの話長いなー」と思っているかもしれません。

が、セラピストの皆様。

キャッチコピーを考えるのに大事な仕事なので聞いてあげてください(笑)

これからも「良い名前」を求めて日々考え続けることで、さらに多くのお客様に愛されるサロンを目指していきたいと思います。

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