現状維持すら難しいという現実
リラクゼーションサロンを経営していると、よく感じることがあります。
それは「何もしなくても維持できる」という状態は存在しない、ということです。
むしろ、何もしなければ店舗の実力は確実に落ちていきます。
だからこそ、現状維持ですら努力が必要です。
売上を伸ばすのはもちろん大変ですが、
実は「維持し続けること」の方が、精神的にはしんどい場面も多い。
日々の数字を見ながら、少しの変化にも敏感になり、
常に手を打ち続ける必要があります。
利益の前に立ちはだかる引かれるもの
よく給料の手取りが少ないという話がありますが、
経営者の場合、それはもっと手前の段階の話です。
売上があっても、その前にどんどん引かれていく。
・家賃
・光熱費
・システム利用料
・通信費
・人件費
・社会保険料
・消費税
これらはほぼ毎月確実に出ていく、いわば固定費です。
売上が高ければ問題ないのですが、
少しでも落ちれば、一気に利益は残らなくなります。
突然の出費で苦しい時はあります。
「少しでも残ればOK」
正直、それくらいの感覚でやっている月もあります。
努力ではどうにもならない壁
厳しいのは、これらのコストの多くが
自分の努力だけではコントロールできないという点です。
家賃が急に下がることはないですし、
社会保険や税金も避けられない。
つまり、やるべきことはシンプルで、
それらを上回る売上を作るしかない。
これが経営の本質だと感じています。
ただ、その「売上を上げる」というのが簡単ではない。
失うのは一瞬、積み上げるのは時間がかかる。
だからこそ、日々頭を使い続けるしかありません。
補助金・助成金という遠回りな仕組み
最近よく思うのが、助成金や補助金の仕組みです。
確かにありがたい制度ではあるのですが、
正直なところこう思ってしまいます。
「最初から引かないでくれればいいのに」と。
一度支払って、
その後に申請して、
条件を満たせば戻ってくる。
この流れが、あらゆる場面で発生しています。
しかも、それぞれに細かいルールがあり、
少しでもズレると対象外。
手続きの手間も大きく、
外注すればコストがかかる。
ギリギリで回している経営にとっては、
この手間と時間も大きな負担です。
ですが、それでもやらないと損になってしまいますので、頭をひねってやっています。
それでも続ける価値がある
それでも、この仕事を続けている理由。
それは、現場で頑張ってくれているスタッフの存在です。
日々お客様と向き合い、
技術を磨き、丁寧な接客をしてくれている。
その積み重ねがあるからこそ、
お店は成り立っています。
そして、こうした状況の中でも
しっかり利益を出し続けている経営者の方々は、本当にすごいと思います。
利益を出すというのは、
単に売上が高いということではなく、
引かれるものとの戦いに勝ち続けているということ。
これは並大抵のことではありません。
知恵と行動で乗り越えるしかない
この変化の激しい時代において、
安穏としていられる瞬間はほとんどありません。
だからこそ、
・頭を使う
・試す
・改善する
これを繰り返していくしかない。
経営とは、
知恵と行動の積み重ねだと、日々実感しています。
これからも、考え続け、動き続け、
なんとか生き残っていきたいと思います。
